偽聖女と断罪された私、聖水の正体は祈りではなく〈濾過〉でした 〜辺境の井戸を澄ませていたら、王都の聖水が濁りはじめましたけれど〜
最新エピソード掲載日:2026/08/23
「そなたの奇跡は偽りであった」——ええ、そのとおりです。わたしは一度も祈っておりません。
王都大聖堂の「浄めの聖女」リゼットは、異母妹に役目を奪われ、偽聖女として断罪される。婚約は、その場で解かれた。
けれど彼女が毎朝していたのは祈りではなく、砂と炭と布を三層に重ねて水を濾すこと。誰も見ていなかっただけの、ただの手順でした。
追放先の辺境で、リゼットは涸れかけた井戸を一つずつ澄ませていきます。飲めなかった水を最初に飲み干したのは、戦で喉を焼かれ、濁った水では咳き込む若き辺境伯でした。
——そのころ王都では、誰も濾さなくなった聖水が、静かに濁りはじめていました。
奇跡ではありません。手順です。だからこの技は、誰にでもお渡しできます。
婚約破棄からの静かな逆転と、手を汚さないざまぁ。じわじわ効く溺愛が好きな方へ。
※主人公は泣きません。復讐もしません。ただ、水を濾すだけです。
王都大聖堂の「浄めの聖女」リゼットは、異母妹に役目を奪われ、偽聖女として断罪される。婚約は、その場で解かれた。
けれど彼女が毎朝していたのは祈りではなく、砂と炭と布を三層に重ねて水を濾すこと。誰も見ていなかっただけの、ただの手順でした。
追放先の辺境で、リゼットは涸れかけた井戸を一つずつ澄ませていきます。飲めなかった水を最初に飲み干したのは、戦で喉を焼かれ、濁った水では咳き込む若き辺境伯でした。
——そのころ王都では、誰も濾さなくなった聖水が、静かに濁りはじめていました。
奇跡ではありません。手順です。だからこの技は、誰にでもお渡しできます。
婚約破棄からの静かな逆転と、手を汚さないざまぁ。じわじわ効く溺愛が好きな方へ。
※主人公は泣きません。復讐もしません。ただ、水を濾すだけです。
第1話 あと三日で、この水は飲めなくなります
2026/08/17 17:00
第2話 桶を三つ、貸してください
2026/08/17 18:00
第3話 祈っておりません、濾しただけです
2026/08/17 19:00
第4話 誰も覚えようとしない
2026/08/17 20:00
第5話 飲めない喉
2026/08/17 21:00
第6話 水汲み場ができました
2026/08/17 22:00
第7話 水の絵図
2026/08/18 18:00
第8話 王都の朝
2026/08/19 18:00
第9話 持って行ける水
2026/08/20 18:00
第10話 巡察使
2026/08/21 18:00
第11話 異端の術
2026/08/22 18:00
第12話 白い布
2026/08/23 18:00