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夢森の歌

作者:K_yamada
 強大なモンスターとは、必ずしも巨大な物ではない。むしろ、巨大であればあるほど、反比例して弱くなると言える。何故なら、それだけダメージを受け易く、動き難く、察知され易い上にエネルギー消費が激しいからだ。
 だから、最も強いモンスターを作りたいと願うのなら、出来る限り小型化・軽量化を図らねばならない。例えば、ハエ。このハエが、人一人を相手に互角に戦い得る事が出来るようになれば、人間はただちに全滅するだろう。
 無論、モンスターを作るなど不可能である。そもそも、モンスターなどこの世に存在しないのであるが、なんとこのお話の世界には、“強力な寄生虫”を手に入れる事で凶暴化したハエやウサギやウマやゾウ、ヒトが登場する。先述の通り、一番強いのはハエで、一番弱いのはゾウである。寄生虫の台頭によってがらりと姿形を変えた世界のあり方。それに挑むのは、およそ一パーセントだけ残った寄生されていないヒト達と、それに管理されて生まれた“ヒトに従順な凶暴ハエ”達。さて、この戦いの結果は、どうなるのやら。
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