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この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

路地裏の「心の染み抜き屋さん」 ~追放された俺と、エルフの師匠が遺した秘密~

作者:もりも理幽
 人の心の傷や強い感情が、色や形を持つ「染み」として見えてしまう――。

 青年ルカは、その特異な力【ハート・スコープ】ゆえに苦しみ、王都を追われた過去を持つ。流れ着いた古都セレネフィアの片隅、職人街の路地裏にひっそりと佇む工房『星見草』。そこは、彼が唯一の師であったエルフのフィリアンネから受け継いだ、不思議な癒やしの技術で人々の心の「染み」をそっと拭う、秘密の場所。

 失意と自己不信を抱えながらも、ルカは他者の痛みに寄り添わずにはいられない。訪れる人々の心に触れ、【心溶かし】と【染み抜き】を行うことで、自身の存在意義を探し求める静かな日々。

 だが、彼の傍らには常に、謎を残して姿を消した師フィリアンネの面影と、彼女が遺した「古い約束」や「星々の歌」といった言葉の断片が付きまとう。そして、穏やかに見えた古都の日常にも、不穏な変化の影が忍び寄り始めていた。

 ある日、工房の扉を叩いたのは、心に深い灰色の染みを宿した一人の少女だった。この出会いが、ルカの止まっていた時間を、再び動かし始める――。

 これは、追放された癒やし手が、失われた過去と向き合い、新たな絆を紡ぎながら、師が遺した優しい秘密へと触れていく物語。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
第一章:路地裏の染み抜き屋と、鳴らない鈴の音
第一章:サイドストーリー
第二章:星見の丘の秘密と、目覚める影
第二章:サイドストーリー
第三章:涙のあとにかかる虹
第四章:工房「星見草」と忘却の森の唄
第四章:サイドストーリー
第五章:工房「星見草」と春待ちのハーブ便り
第五章:サイドストーリー
第六章:工房「星見草」と師匠の(意外な?)休日
第六章:サイドストーリー
第七章:工房「星見草」と時を渡る想い ~忘れな草の咲く庭で~
第七章:サイドストーリー
第八章:工房「星見草」と迷子の陽だまり ~エルフの膝の上で見る夢~
第八章:サイドストーリー
第九章:工房「星見草」と陽だまりの番犬 ~シロップの優しい肉球~
第九章:サイドストーリー
第十章:工房「星見草」と芽吹きの言葉 ~陽だまりに揺れる影~
第十章:サイドストーリー
第十一章:工房「星見草」とミーナの(ちょっぴり)危険な恋心 ~パンとハーブと謎の影~
第十一章:サイドストーリー
スピンオフ:星詠みの庭師が見た夢 ~フィリアンネ、喪失と再生と、涙のあとさき~
第十二章:工房「星見草」と親方ゴードンの"心揺さぶる"椅子!? ~返り討ち!路地裏の逆襲~
第十三章:工房「星見草」と時のワルツ ~楽譜に眠る愛の歌~
第十三章:サイドストーリー
第十四章:工房「星見草」と銀細工師の告白 ~魂に響く槌の音~
第十四章:サイドストーリー
第十五章:工房「星見草」と偽りの聖女 ~暴かれた仮面と魂の救済~
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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