表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

二度目の人生では王宮を救いませんので、お好きに滅んでくださいませ

最終エピソード掲載日:2026/04/29
死んだことに、三日間、誰も気づかなかった。
王宮の法令を十三年間書き続けた。
徴税制度も通商条約もすべて一人で作った。
功績は宰相の名前で世に出された。
誰にも看取られず、机の上で息絶えた。
それが侯爵令嬢ソフィーアの前世だった。
目覚めたのは、断罪の日の朝。
今度は婚約指輪を置いて自分から去った。
もう誰のためにも書類は書かない。
辺境の修道院で静かに暮らすつもりだった。
けれどそこに、銀の瞳の幼い少女がいた。
隣国の皇帝が隠した、たった一人の娘。
法の届かない場所で生きる少女を守るには、制度という鎧がいる。
二度と使わないと決めた力に、また手を伸ばすのか。
変装の下手な皇帝が修道院に現れる。
少女がソフィと名前を呼ぶ。
王宮では、彼女の不在で静かに何かが壊れ始める。
戻ってほしいと願う者がいる。
ここにいてほしいと願う者がいる。
同じ言葉が、まるで違う意味を持つ。
二度目の人生で手に入れたかったものは、本当は何だったのか。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ