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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

義母の手作り餃子をゴミ箱に捨てたら、家族会議で裁かれた。だから全部茹でて、みんなに食べてもらった

作者:空の異変
最終エピソード掲載日:2026/10/01
毎朝これを茹でて食べなさい――義母が冷凍庫に作り置きした手作り餃子。私は三つの保存容器の中身を、ごみ箱にあけた。

財布を取りに戻ってきた義母は、それを撮影して家族のグループへ送り、それからごみ箱に手を入れた。一つずつ拾って、破れた皮を包み直す。私は、餃子の入った容器を冷凍庫に戻した。

20分後、義兄と義妹たちが押しかけてくる。朝4時から、手が冷たくなるまで包んだものを、ごみ箱に。夫は3月末から船の上で、電話もつながらない。

私が口を開くたび、誰かの声が上からかぶさる。理由を聞いてくれる人は、一人もいなかった。

12時を過ぎて、私はいちばん大きな鍋に湯を沸かし、容器を全部あけて、人数分の茶碗によそった。

「どうぞ。よく煮えてます」

褒めていた人たちは、箸を取った。作った人だけが、取らなかった。

全10話。9月27日〜10月1日、毎日20:30更新予定。
カクヨムにも掲載します。

この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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