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深窓のお嬢様を溺愛してお守りする騎士、という図ですけれど

作者:蔵前
私、十六歳のミゼルカ・エバンシュタインは、殺人事件の現場を見てしまった。
私が敬愛する音楽家が目の前で殺されたのだ。
殺人者は、王国騎士の称号を得たばかりの、カート・ハインリッヒ。
黒髪にダークグリーンの瞳の美貌の彼は、社交界ではかなりの人気者だ。
「君は見てしまったのかな?」
「わたくし、時々目が見えなくなりますの」
「それは大変だ。俺があなたをお守りしましょう」
どうしよう。
何とかしないと殺される?
第一章
その一、昼下がりの目撃者
2023/05/19 19:08
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
その四十三、男って?
2024/01/03 09:34
その後なお話
そして大団円
2024/01/04 11:50
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