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異世界転生農家

作者:今無ヅイ
北海道で「土」と「作物」に人生を捧げてきた男、土田耕平は、気がつけば見知らぬ大陸の片隅――アーネンエルベ帝国の辺境農村で目を覚ました。
この世界の人間は便利な「スキル」なんて持っていない。
代わりに、人や国ごとに異なる“理(ことわり)”が世界を動かしているという。
肥えた大地も、枯れた畑も、戦争も飢饉も――すべては理の結果にすぎない。
水は? 肥料は? 土の酸度は? 輪作は?
前世で当たり前だった知識を口にしただけで、ツチダはあっさり「異端扱い」されてしまう。
pHだの窒素だのと言えば、顕微鏡すらないこの世界では呪文にしか聞こえない。

それでも彼がやることは変わらない。
目の前の畑を測り、考え、耕し、実らせるだけだ。
やがてツチダは気づく――自分が信じてきたものは、ただの技術ではなく、「農の理」と呼ぶべき、この世界に通じる一つの“理”なのだと。

ただ「食べて生きていく」ために始めた小さな畑仕事は、やがて帝国と、隣国・神聖黄金国アウルム・サンクタを巻き込む大陸規模の“理の争い”へとつながっていく――。

これは、剣も魔法も持たない一人の農家が、畑と理で世界を少しずつ耕しなおしていく物語。
農家漂着編
不可思議な土
2025/11/19 10:08
夜の囲炉裏と、土の話
2025/11/19 10:11
北の畑、眠る土
2025/11/19 10:22
農の理
2025/11/19 14:41
税と飢えと、理のほころび
2025/11/19 14:46
夏の査察(ゾンカム)
2025/11/19 19:50
芋と油と、腹の理
2025/11/19 19:50
学者、畑を拓く
2025/11/24 12:00
御前の一言
2025/11/27 12:00
細道の待ち伏せ
2025/11/28 08:00
秤の前で
2025/11/28 12:00
倉の声、鐘の音
2025/11/28 18:00
帝国内乱編
土の顔、農の理
2025/11/29 00:44
国の病床
2025/11/29 12:26
宮廷工作
2025/11/30 12:00
三つの詔
2025/12/01 08:00
薔薇の誓い
2025/12/01 12:00
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