一年間だけでいい。自由が欲しかったのです【後日談追加】
最終エピソード掲載日:2026/09/06
クルサード王国貴族学園の最終学年に、
アリアナ・バトン子爵令嬢が編入した。
長い間病弱で領地にこもっていたが、
体調が安定したため、学園に通うことになったらしい。
「残り一年しかございませんが、よろしくお願い致します」
「学園を案内するよ」
「分からないことがあったら僕に聞いて」
「ちょっと!編入生が困ってるじゃない!そういう事は女子がするべきでしょ!相手は女の子なんだから!」
このクラスのリーダーのミルティナらしい。
学園のクラスは爵位で分かれており、子爵令嬢のアリアナが編入したのはもちろん下位貴族のクラスだ。
「実は、私の母の姉が王妃様でね、私はとてもおば様に可愛がられているの。だから、
……あまりいい気にならないことね」
アリアナは、やっと通えた学園でこんなことになるなんて……と、ため息をついた。
アリアナにとって、学園生活は憧れだった。
友人と楽しくおしゃべりをする。
誕生日にはプレゼントを贈り合う。
茶会を開き、互いの家を行き来する。
アリアナが今までできなかったことを、この一年で体験したかった。
そしてもう一つ、ある事を片付けるため。
心の病んだ主人公が元気になる話です。
全9話です。
後日談追加して全10話になりました。
アリアナ・バトン子爵令嬢が編入した。
長い間病弱で領地にこもっていたが、
体調が安定したため、学園に通うことになったらしい。
「残り一年しかございませんが、よろしくお願い致します」
「学園を案内するよ」
「分からないことがあったら僕に聞いて」
「ちょっと!編入生が困ってるじゃない!そういう事は女子がするべきでしょ!相手は女の子なんだから!」
このクラスのリーダーのミルティナらしい。
学園のクラスは爵位で分かれており、子爵令嬢のアリアナが編入したのはもちろん下位貴族のクラスだ。
「実は、私の母の姉が王妃様でね、私はとてもおば様に可愛がられているの。だから、
……あまりいい気にならないことね」
アリアナは、やっと通えた学園でこんなことになるなんて……と、ため息をついた。
アリアナにとって、学園生活は憧れだった。
友人と楽しくおしゃべりをする。
誕生日にはプレゼントを贈り合う。
茶会を開き、互いの家を行き来する。
アリアナが今までできなかったことを、この一年で体験したかった。
そしてもう一つ、ある事を片付けるため。
心の病んだ主人公が元気になる話です。
全9話です。
後日談追加して全10話になりました。