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ダンジョン最強配信者にスカウトされた無能力サポートの俺 ~《天使マリー》の専属サポートになったら、学校で隣の席の地味な女子が気になり始めた~

作者:葉月
最終エピソード掲載日:2026/07/10
登録者300万人。ダンジョン最強配信者《天使マリー》。

「今日からあなた、私の専属サポートね」

ただし俺は、能力ゼロだった。

母子家庭となり、福祉制度が充実した【東京都ダンジョン区】へ引っ越してきた高校二年生・稲垣徹。

生活費を稼ぐためコンビニでアルバイトをしていた俺は、友人から「時給がいいから」とダンジョン配信のサポートを頼まれる。

もちろん能力なんてない。

魔法も使えない。

俺の仕事は、配信機材の管理や荷物運び、地図の記録など、攻略者を支える裏方だけ――のはずだった。

ところが初めて潜ったダンジョンで、高レベルモンスターが出現。

能力者たちが次々とパニックになる中、コンビニバイトで身につけた段取り力と危機管理だけで、なぜかパーティー全員を生還させてしまう。

その様子を見ていた《天使マリー》は、俺を専属サポートにスカウトする。

夢みたいな話だった。

……ただ一つ問題がある。

学校へ行くと、隣の席には友達もいない無口で地味な女子・綾瀬茉莉が座っている。

そして俺は、まだ知らない。

世界中が憧れる《天使マリー》と、その綾瀬茉莉が同一人物だなんて。
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