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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

最愛のあなたがいてくれるのなら

作者:桔京双葉
幼い頃、嵐の夜に盗賊団にさらわれかけていたところを、命がけで自分を守ってくれた相手が、次期国王のリオンだったことを何も知らされないまま成長したセーラは、18歳になり女学院を卒業する時期が迫っていた。
元は下級貴族の娘でありながら爵位を失ったうえ、身寄りがなく将来に不安を感じていたセーラだったが、運命に導かれるように王宮に隣接する格調高い大聖堂の下働きとして働けることになった。
しかし、聖堂に到着するやいなや、そこで待っていたのは輝かしい未来どころか、ずさんな書類が原因で起きた出来事により、セーラはいきなり困難な問題に直面することに。
長い歴史の中で、神に仕えるという崇高な目的意識の大半は既に失われ、王侯貴族の娘たちが良い伴侶探しのためだけに働く場と化していた聖堂は、一見おごそかで優美に見える雰囲気とは裏腹に、打算に満ちた何かと問題の多い場所だった。
その内情の一端を知ることになったセーラだったが、それでも持ち前の明るさと機転で、彼女にしか出来ない方法で問題を解決して何とか乗り切り、以後は夜間はたったひとりになる聖堂の寮の部屋に住み始めた。
古い聖堂の建物に仕掛けられていた謎にも、いち早く気がついていたセーラだったが、しばらくすると、夜ごと幻想的で心ときめくような不思議な出来事が次々に周りで起こり始めるようになる。
そのさなか既に即位し国王となっていたリオンは、セーラが聖堂で暮らし始めたことを知り、密かに自ら会いに行く。
時を経て13年ぶりに再会するふたり。
側妃すら持たず、どれだけ好条件の相手であっても結婚することを長年拒み続けてきたために、今や側近に「堅物」とまで言われるようになっていたリオンだったが、理知的で可憐なセーラにだけは瞬く間に惹かれ、恋に落ちた。
しかし、心が求めるまま強引にセーラの全てを手に入れてしまえば、天涯孤独で後ろ盾が何もないセーラを籠の鳥にしかねないことを危惧し、リオンは命を救った恩人が自分であることは告げずに、年上のひとりの大人の男として彼女を見守り続ける道を選ぼうとする。
不器用なこじらせヒーロー×絶対に目立ちたくないヒロインの、誰にも言えない秘密の甘い恋の行方を描いた純愛ストーリーです。
(旧題:堅物慧眼国王は不遇だけどひたむきな聖堂の下働きの娘から、守り役の運命以上に目が離せない)
祈り係と雑用係
2023/05/20 06:00
夢のような贈り物
2023/05/21 06:00
祈りのともしび
2023/05/22 06:00
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孤児院の事件(2)
2023/06/10 08:02
深緑の森、禊ぎの泉(1)
2023/06/11 09:39
深緑の森、禊ぎの泉(2)
2023/06/12 06:00
深緑の森、禊ぎの泉(3)
2023/06/13 06:00
深緑の森、禊ぎの泉(4)
2023/06/14 06:00
切ない恋におちていく
2023/06/15 13:00
真昼の王宮にて
2023/06/23 06:09
不意の温もりに心が揺れる
2023/06/24 00:02
再び王宮で事件は起きて
2023/06/24 16:02
聖なる虹色のあかし(1)
2023/06/27 08:04
聖なる虹色のあかし(2)
2023/06/28 07:17
運命が奏でたもの(1)
2023/07/05 08:07
運命が奏でたもの(2)
2023/07/06 07:10
運命が奏でたもの(3)
2023/07/07 18:00
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