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マジで俺を巻き込むな!!  作者: 電式|↵
スパイラル・トレイン
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第4話-10 スパイラル・トレイン 2日目-言語の作者

午後九時を過ぎた頃、大浴場から零雨がチカ、麗香、美羽の三人を引き連れて戻ってきた。


麗香たちが荷物を置いてふう、と一息つくと、匠先輩が立ち上がった。


「さて、そろそろ出掛けるかな」


「匠、どこ行くの?」



何も知らないチカは不思議そうに見上げる。



「外だ。

 ほら、お前らも行くぞ」


「ういっす!」



ジョーも掛け声をかけて勢いよく立ち上がる。



「えっ、何?何しに行くの?」



チカはキョトン顔。

……あ、麗香もか。



「俺の頭は音楽と美少女以外何も考えてないってのは間違いだと証明してやる」


「…………!!

 ちょっと匠!なんであんたが――」


「悪口を言ってたのを知ってるかって?

 簡単な話だ。なあ?」



匠先輩は口角を吊り上げてニヤリと笑い、俺とジョーに視線を送る。



「ああ。

 俺は確か、『正論を盾に戦う悪党』だったか」


「俺は『お調子者の牧場のジョー』だろ?」


「!!」



それを聞いたチカの目の色が変わった。



「あ、あんたたち人の会話を盗み聞きしてたの!?

 サイッテーね!!」



匠先輩は余裕ありげに答える。



「はあ?盗み聞き?

 人聞きの悪いことを言わないでくれたまえ、妹よ。

 こっちは三人揃って≦大人しく≧湯舟に浸かってた。

 そこにあんたらの声が≦偶然≧に聞こえてきただけだ。

 悪口が聞こえたのは不可抗力ってヤツだな」


「ぬうう……」


「第一、お前は麗香が男湯から物音がしたと言ってた時点で

 俺らの存在に気がつくべきだった。違うか?」



恥ずかしいのだろう、顔を赤くして唸っていたチカだったが、

とうとう吹っ切れた様子を見せた。



「……はいはい、私が悪うございました、これでいい?」


「分かってくれたならそれでいい」



先輩は笑う。



「……さてと、話が横道に逸れたな。

 サプライズタイムだ、お前らちょっとついて来い」



匠先輩は皆を引き連れて部屋を出ると、

一階に降り、ロビーにいる受付の人(男)に話しかける。



「今日予約していた木下ですが」


手に持っていた水色のチケットのような細長い紙切れを同時に受付の人に渡す。

受け取った受付の人は、分かりましたと言ってホテルの奥に消えて行った。



「先輩、何を予約してたのですか?」



何も知らない麗香は匠先輩に聞く。



「これを予約してたのさ」



それと同時に奥から出てきた受付の人の持っているもの――天体望遠鏡を指差す。



「ここの地域は夜空が綺麗なことで評判なんだ。

 空気も澄んでるし、静かだし。

 何もないからこそ見える景色だ」



匠先輩はカウンターで天体望遠鏡を受け取ると、重そうにそれを抱える。

受付の人が

「敷地はホテルから半径三百メートルほどですので、それより先には行かないでください」

などと匠先輩に注意事項を伝えている。

先輩は重量級の天体望遠鏡を抱えて重いのを我慢しながら聞いているように見える。

受付の人、客のこと気遣わないとか、ホテルマンとしてどうよ?え?

口頭での注意事項伝達という、ある意味拷問に耐えた先輩は、

俺達の前に来ると、望遠鏡をそっとマットの床に置いた。



「三脚とか、本体の組み立てはここ(ロビー)でやってから持って行く。

 暗い中で準備してもロクなことはないからな」


「先輩は天体望遠鏡を扱った経験とかあるんすか?」



馴れた手つきで組み立てていく先輩に、俺は疑問を投げかけた。



「まあ少しだけだが、ある」



先輩は俺に見向きもせず答え、ただ一心に組み立てを一人で行う。

俺達=することがない暇人は、ただその作業を見ているだけだ。





「……天体望遠鏡っつうのはさ、高いし場所取るし使う頻度が少ないしで、

 お蔵入りになりやすい道具なんだ」



俺達の暇さに気がついてか、先輩はうんちくを語りだした。

暇人にとってはちょうどいい暇潰しだ。



「……それに、『どこで、何を見るのか』。

 これが大事だと大学の天文サークルの友人に言われた。

 ここのホテルは要予約だが、結構いい天体望遠鏡が安く借りれる。

 だから今言った値段、収納、使用頻度の問題を

 一挙に解決できるこのサービスはなかなかいいもんだ。甘い汁を吸う感じでな。

 俺らが考えなきゃならないのは『何を見るのか』ぐらいだ。

 まあ、ここは空気が澄んでて空が綺麗だし、見るもんには困らないだろうけど」



自己完結かよ。

なんかズッコケな話のまとめ方したな。

だからといってどうしようもないが。

先輩は望遠鏡の各部を細かくチェック、最終調整に入った。



「この望遠鏡、一人で持ち運ぶのはなかなかキツイ。

 誰か手伝ってくれるとありがたいんだが」



調整が終わり、先輩は俺達一人一人に視線を送る。

するとジョーが持ち運びの手伝いを申し出た。

先輩には裏でいろいろ動いてもらってるみたいだし、

少しは手伝ってやってもいいか。

手伝わねえと、なんか悪いし。



「じゃあ、俺も」


「望遠鏡は二人で十分だよ」



匠先輩はジョーと協力しながら望遠鏡を持ち上げて俺に言う。



「いいっすよ、遠慮しなくて。

 つうかやらせろ……やらせてください」


「そこまでいうなら、そこ、持ってくれるか?」


「ういっす」



俺は先輩に指示された場所を持って持ち上げる。

うお~、軽くなったぜ、とジョー。

このように男三人掛かりで望遠鏡を外まで運びだしているのだが、

その間、美羽はチカと麗香の間に入って幸せそうな表情を浮かべ、

その後ろに蚊帳の外オーラ発散中の零雨がぽつりとしんがりをつとめている。



「……よし、このあたりでいいかな」



せーのと号令をかけて望遠鏡をそっと草原の地面に置いた。

ホテルの入口から約百五十メートルの草原のど真ん中だ。

月夜に照らされた草がそよそよと涼しげになびいているが、

どうやら今夜は熱帯夜になるらしく、風は生ぬるかった。

外の天気はおおむね晴れ、

空の所々に綿を引き伸ばしたような薄い雲が点在しているが、観測に大した影響はなさそうだ。



「わあー、きれいな空ね」



麗香が目をキラキラさせながら見上げる。

確かに、天の川を構成する粒子のような恒星を

一つ一つを視認できそうなほどに空の解像度は高い。



「さてさてさて、どの星を観察しましょうか」



匠先輩はポンポン、と設置した望遠鏡を叩きながら言う。

するとジョーが右手を挙げた。



「俺、まずは土星がみたいっす」



すると、先輩は残念そうな顔をした。



「土星とか、時期が合えば見られるけど、今回は時期が合わないから見られないんだ」


「……そうなんすか」


「惑星を見るなら確か、天王星と海王星が見えるはず」



それを聞いて俺は空をぐるりと見回すが、

当然どれが惑星なのかを見つけだすことは出来なかった。

肉眼で確認できるならば望遠鏡はいらねえって話だよな。



「どれが惑星?」



チカも俺と同じく空を眺め、見つかるはずのない惑星を探す。

この状況の中で、いち早く動いたのは零雨だった。

彼女は天体望遠鏡の構造をじっと観察し、直後、匠先輩がセットした望遠鏡を勝手に調整し直しだした。

先輩はあっ、と一瞬声を上げてそれを制止しようとしたが、ふっと微笑んだ。



「……なんだ、俺より上手く(望遠鏡を)扱える人間がいるじゃねえか」



零雨は望遠鏡のレンズをを東に向けた。



「何を見たいんだ?」



俺が零雨に聞くと、零彼女は手を止めて答えた。



「……観察対象は天王星。

 ……21時20分現在……方位角約98.6度……高度約14.4度に……天王星」


「ああ、セットしてくれてるのか。サンキュー」


「……この望遠鏡の精度では……精細な像を映し出す……ことは出来ない」


「構わねえよ。

 見えりゃいいんだよ、見えりゃ」


「何、その適当さ」



俺達の話を聞いていたジョーが、ぷっと吹いた。



「そんなに鮮明な像が見てえなら、天文台か“現地”に行ってこい」


「はいはい現地ね……って無理だバカ!」


「いいんじゃねえのか?

 『人類初!天王星に名誉宇宙飛行士、牧田を乗せた宇宙船が着陸!!』みたいな感じで」


「天王星は木星型惑星(主にガスでできた惑星)じゃなかったか?」


「いや、天王星は天王星型惑星っつって、氷その他もろもろでできた星だ。

 ……もしかしてお前(ジョー)、知らなかったのか?」


「知るわけねえよ、よっぽどのマニアじゃねえ限り」


「俺はマニアじゃねえんだがなぁ~、なんで知ってんだろな?」


「自分の知識を自慢したいだけだろ」


「……さて、零雨、セットは終わったのか?」


「逃げやがったな……」



零雨はうなずいた。

ジョーが逃げたのなんのかんのとぼやいているが、そんなの気にする程のことでもねえ。



「零雨、見てみていいか?」


「……構わない」



望遠鏡のレンズを覗くと、中心に水色のぼんやりとした星が見えている。

俺は除きながら零雨に聞いた。



「この、真ん中にある青いヤツが天王星か?」


「……そう」


「ふ~ん、あそこにジョーが行くわけだな?」


「誰がはるばる天王星まで行くっつった!?」


「あれ、お前、行くんじゃなかったのか?」


「行、か、な、い!」



そこに美羽が近寄ってきた。



「何みてるの?」


「天王星だ」


「てんのーせー?

 てんのーせーって、なに?」


「一言で言うなら、星だ」


「お星さま見てるの?」


「そうだ」


「ねえ、美羽も見ていい?」


「俺に許可取るようなことじゃないんだが……それよりもお前、身長足りるのか?」



試しに美羽に覗かせようとすると、やはり覗くのに身長が足りないことが判明。

俺は仕方なく美羽を抱えてやることにした。



「どれがお兄ちゃんがみてたお星さま?」


「真ん中にある青い星があるだろ?」


「……ないよ?」


「うそつけ」



一旦美羽を下ろして俺は望遠鏡を覗き込む。

…………ない。

確かに中心にはない。

だが、中心から少しずれたところに、さっき俺が見ていた天王星があった。

地球の自転でちょいとばかりズレたらしい。

俺は望遠鏡の調整の仕方をしらないので、取り合えずまた美羽を抱えて覗かせた。



「中心からちょいとずれたところに青い星はないか?」



そう聞くと、美羽はあった!と声を上げて喜んだ。



「きれいなまんまるのお星さまだね」


「その星は、惑星っつって、ほかに輝いてる星(恒星)とは違う星だ」


「へえ~」







……

………

…………



「……美羽?

 そろそろ……兄の体力も……限界に来てる。

 望遠鏡から目を……離してくれねえか?」


「いや」


「……いやじゃなくて……マジでキツイから……頼む……目を離してくれ」


「もうちょっと見てたい」


「美羽……麗香とかチカに……このきれいなお星さまが……輝いていることを……

 ……教えてやらなくて……いい……の……か?」



やばい、ちょっと、男として情けなくも体力が……もう……限界……



「教えてあげる!」



元気に答えた美羽は、ようやく望遠鏡から顔を離した。

それと同時に俺は美羽を地面にそっと着地させる。

ハァ……疲れた。

俺が両手をぶらぶらと振って一仕事終えた感を満喫しながら美羽に目をやると、

チビはいつの間にかチカと麗香の手を引っ張って、望遠鏡、見てみて!と誘っている。

ガキのあの永久機関が内蔵されているような

エネルギッシュさは一体どこから沸き上がってくるのか、甚だ疑問だ。





俺は望遠鏡から離れ、一人草原に仰向けになって転がった。

……望遠鏡を使って一個の点を観察するより、

こうやって何も考えずに一人ぼんやりと無数の点の光る夜空を眺める方が、

俺の性に合ってる気がする。いや、合ってる。確実に。






……疲れた。

旅行ってやっぱ無意識のうちにストレス感じるらしいからな。

――そういや、キャリーバックにリポビタン○を一ケース入れてたんだったな。

部屋に帰ったらソッコー三本一気飲みしてやる。

良い子のみんなは用法、用量を守って正しく飲めよ?

リアルに三本一気飲みして病院行きとかされても、俺は責任取れないからな。



しばらくそこでじっとしていると、零雨が近寄ってきた。

俺は上半身を起こす。



「みんなと一緒のところにいなくていいのか?」


「……『零雨ちゃんが近づくと美羽ちゃんが怖がるから、

    悪いけどちょっとコウくんのところにいてくれる?』……と、言われた」



やけに饒舌なのは自分の言葉じゃないからだろう。



「誰に言われたんだ?」



零雨はそっと麗香を指差した。



「そうか。

 …………零雨、悪かった。

 俺があの時、美羽を怒るように言ったせいで、こんなことになっちまって」


「謝る必要は……ない。

 私に対する……謝罪は無意味」


「なぜ?」


「謝ることの目的は……許してもらうこと。

 ……過ちを認めてもらうこと。

 私は……あなたのあの時の……行動が、間違っていたとは……考えていない。

 ……故に、過ちと考えていない……相手に対する謝罪は……無意味」


「そうだとしても、ほら、悪いじゃねえか。

 俺が頼んだせいで、結果的に美羽がお前に恐怖心を抱くようになっちまった。

 だから「私に……感情論は通用しない」」


「じゃあ俺はお前にどうすればいいんだよ」


「何も……しなくていい」


「……寂しくないのか?」


「……何も感じていない。

 私は彼女(麗香)とは……違う」



俺は次に出てくる言葉が、言うべき言葉が見つからなかった。

零雨は何もしなくていいと言った。

だが、俺は申し訳ない気がしている。

どうすればいい?何を言えばいい?

俺の今の腐りかけの脳みそをフル稼働させても、適当な単語が見つからない。




「…………。」


「…………。」




気まずい雰囲気(少なくとも俺はそう感じている)。



「……正しかった」



ぽつりと零雨が言った。



「え?」


「……ここを選択したことが」


「ここって?」


「日本語圏に……私が降りたこと」


「何の話だ?」


「……七月」


「・・・お前が転校してきた時の話か」


「……そう。

 ……日本語は非常に……語彙が多い。

 よって……複雑な表現も齟齬(そご)なく……簡潔に表現できる」


「誰が最初に日本語を作ったのかは知らねえけど、よく作ったもんだな、今思えば」



零雨はじっと俺を見る。



「……何?」


「……日本語はUSERが……構成した」


「……マジ?」



USERが、日本語の製作者?

にわかに信じられん話だ。

だってそうだろ?なぜ日本語なんだ?

なぜそんな大層なヤツが創った言語が、

こんなちっぽけな弓状列島の中でしか使われてないんだ?

英語のように大々的に世界に浸透してもいいはずだろ?

零雨は続ける。



「この言語の正式名は……「La2」。

 Laは……languageのLa」


「なぜ英語が正式名に採用されてる?」


「英語の前身……ラテン語もUSERが……製作した」


「ほう……」


「……USERが製作したのは……この2言語のみ」


「他の言語は?」


「……人間が創造した」


「USERが言語を創った理由って何なんだ?」


「……主に私達の為。

 今ように……私が人間と接触し……意志疎通を……図るためには、

 ……私達の思考を……人間の使用する……言語に変換しなければならない」


「それで、正確な翻訳(変換)ができるよう、

 USERが創った言語を人間に浸透させる必要があった、と?」


「……そう」



俺はみんなのいる方に目をやる。

もうしばらく話していても問題なさそうだ。



「ラテン語……正式名「*」は……人間に広く浸透させるための……言語だった。

 それに対し……La2は変換精度に……重点をおいた設計の……言語。

 ……だから日本語には……語彙が多い」


「でも、ラテン語は今でこそ英語になって世界中に広がってるが、

 広がる確証なんてないだろ?」


「……USERが広がるよう……直接操作した」


「どうやって?」


「歴史に残る……人間の一部は……USERの操り人形だった。

 ……例えば……ローマ帝国の歴代の王。

 彼らは……ローマ帝国の領土を……拡大させた。

 領土拡大とともに……言語も拡大する」


「……気味の悪い話だな」



歴史上有名な人物がUSERのマリオネットだったっつうのは。



「彼らに操られているという……意識はなかった。

 自ら行動している……と考えていた」


「そうだとしても、だ。

 まるで歴史がUSERの予定通りの展開をしているみたいじゃねえか」


「……その通り。

 歴史はUSERによって……一部操作されている。

 ついでにいえば……この星に生命が誕生することも……

 USERの“予定”に……なっていた」


「人間が生まれてくることも……なのか?」


「……そう。

 あなたたちが……ここにいるのは……ある意味必然」



久しぶりに頭が混乱しそうだ。

ちょっとここで話をまとめてこう。

・日本語とラテン語(現:英語)は、USERの創作物である

・歴史は一部USERの都合の良いようにある程度のレールが敷かれていた(敷かれている?)

・地球に生命が宿るのは必然的だった


よしよし、疲れていながら、上手くまとめられたな。








それからしばらく零雨と喋り、

時間もいいところになってきたところで俺達は部屋に戻った。

リポビタン○を用法、用量正しく守って飲み(チカから“ご老体”とバカにされながら)、

ちょいとばかりテレビを見て、眠くなったところで床についた。


部屋の電灯を消すとき、時刻は午前零時半を指していた。

作者は、感想までいかなくとも、

ポイント評価していただけるとやる気がでます。

でも、感想を下さるとものすごくうれしいです!


今話は次話(5話)に向けての地味な伏線です。

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