↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

赤筆校正官レイ

作者:TAKU_SAKA
最終エピソード掲載日:2026/07/25
千人が同じ言葉を信じれば、その文章は現実になる――〈定説〉に支配された王国。正式な名も過去も持たない見習い校正官レイは、戴冠式を七日後に控えた祭りで、絶対の一文「王子は傷つかない」に赤筆を入れてしまう。王太子アレンの頬から流れた、ありえない赤。その瞬間、守護の美文は人を襲う怪物〈語災〉へ変わった。反逆者として捕らえられたレイに、微笑む王子は告げる。「僕を、この国でいちばん大きな誤植として扱ってくれ」

文章を一文字訂正するたび、代償として大切な記憶が消える。互いを知るほど互いを失いながら、二人は、慈善、勝利、王家の栄光という『正しい物語』の裏で抹消された百十三人と、レイ自身の失われた名へ近づいていく。真実を暴けば国が壊れ、嘘を残せば誰かの存在が消える。最後に校正すべきは王冠か、王子か、それとも自分自身か。これは、完璧という名の呪いを、赤い一本の線で書き換える七日間の物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。