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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

過保護なお姉ちゃん系王女を救うために何度も死に戻っていたら、全部バレていて曇らせてしまった

作者:鳥助
最新エピソード掲載日:2026/05/04
異世界転生した先がスラムで死にかけていた少女マナは、偶然通りかかった王女ルティアに救われた。
優しく微笑み、迷いなく手を差し伸べてくれたその姿を、マナは生涯忘れないと誓う。
その恩を返すため、メイドとして仕え、ただ一人、彼女に尽くす日々を送っていた。

だがある日、王女は暗殺され、マナもまた命を落とす。
次に目を覚ますと、時間はメイドになったあの日へと巻き戻っていた。

死に戻りの力を得たマナは、今度こそ王女を守ろうと奔走する。
何度も失敗し、何度も殺されながらも、ただルティアの生存だけを願って。

しかし、懸命な努力の果てに気づいた。
――そのすべてを、ルティアは知っていたのだ。

「私のせいで、そんな辛い思いを……。もうやめて。今度は、私があなたを守らなくちゃいけないのにっ」

曇りきった瞳でそう告げる王女の姿に、マナは悟る。
自分が彼女を救おうとした行為そのものが、彼女の心を追い詰めていたことを。

それでもマナは決める。
これ以上、ルティアに死の痛みを味わわせないために――自分が先に死ぬと。

「私がルティア様を絶対に守ります。この身に変えても!」
「そんな事言わないで! あなたが傷つく必要はないわ! 私が、私がその痛みを背負うから! だから、目の前で死ぬのは止めて!」

だがその選択は、王女の感情をさらに重く、深く、歪ませていく。
ただ守りたかっただけなのに。
曇らせたくなんて、なかったのに。
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