婚約破棄ですか。お好きにどうぞ
シェリル・アンダーソンは侯爵家の一人娘として育った。病弱だった母親が息を引き取るまでは。
母親が亡くなってから一年が経った頃、父親が新しい妻と、そしてシェリルと一歳しか違わない娘を家に連れてきた。
これまで苦労させたから、と継母と妹を甘やかす父。これまで贅沢してきたのでしょう、とシェリルのものを妹に与える継母。あれが欲しいこれが欲しい、と我侭ばかりの妹。
シェリルが十六を迎える頃には、自分の訴えが通らないことに慣れ切ってしまっていた。
ある日、婚約者の公爵令息サイラスが、妹と仲良く話しているのを目撃してしまう。
そして数日後、サイラスから婚約を破棄したいと言われたシェリルは、しかたないと諦め、応じることにした。
――はずなのに、何故かそれ以来サイラスがよく絡んでくるようになった。
※他サイト様でも投稿していたものを改稿しています。
母親が亡くなってから一年が経った頃、父親が新しい妻と、そしてシェリルと一歳しか違わない娘を家に連れてきた。
これまで苦労させたから、と継母と妹を甘やかす父。これまで贅沢してきたのでしょう、とシェリルのものを妹に与える継母。あれが欲しいこれが欲しい、と我侭ばかりの妹。
シェリルが十六を迎える頃には、自分の訴えが通らないことに慣れ切ってしまっていた。
ある日、婚約者の公爵令息サイラスが、妹と仲良く話しているのを目撃してしまう。
そして数日後、サイラスから婚約を破棄したいと言われたシェリルは、しかたないと諦め、応じることにした。
――はずなのに、何故かそれ以来サイラスがよく絡んでくるようになった。
※他サイト様でも投稿していたものを改稿しています。
1話 「はい、わかりました」
2022/06/05 16:16
(改)
2話 「婚約を破棄したいと言われたわ」
2022/06/05 18:04
(改)
3話 「婚約破棄に円満とかあるの?」
2022/06/06 00:13
(改)
4話 「……しかたないと、それだけです」
2022/06/06 11:33
(改)
5話 「そういえば……何を着ていけばいいのかしら」
2022/06/06 12:22
(改)
6話 「……申し訳ございません」
2022/06/06 14:51
(改)
7話 「……女子は、なんだ?」
2022/06/07 16:13
(改)
8話 「……いったい、俺はどうすればいいんだ」
2022/06/08 16:44
(改)
9話 「よし、わかった」
2022/06/09 15:50
(改)
10話 「……どうして私はここにいるのかしら」
2022/06/10 09:57
(改)
11話 「……これといって、好みのものはありません」
2022/06/12 00:27
(改)
12話 「そういえば、次の休みにとは言われなかったわね」
2022/06/12 16:35
(改)
13話 「……どうして、サイラス様がそのことを?」
2022/06/13 15:50
14話 「走るか話すか、どちらがいい」
2022/06/14 06:52
(改)
15話 「まったくもって同じじゃないです」
2022/06/15 04:00
(改)
16話 「……今は、お答えできません」
2022/06/15 23:24
(改)
17話 「結局さ、君はどうしたいの?」
2022/06/16 16:10
(改)
18話 「復唱!」
2022/06/16 18:16
(改)
19話 「なんのお話でしょうか」
2022/06/17 15:12
(改)
20話 「……俺は、何をしているんだ」
2022/06/18 13:06
21話 「ああ、まったく問題ない」
2022/06/19 10:52
(改)
22話 「……必要、なかったから……?」
2022/06/20 09:30
(改)
23話 「……別に、いいわよ」
2022/06/21 09:21
(改)
24話 「お母様のことを裏切ったのはお父様のほうではありませんか」
2022/06/21 23:44
(改)
25話 「サイラス様は……それでよろしいのですか?」
2022/06/22 23:11
(改)
26話 「親の報いを子に押しつけないでください」
2022/06/23 14:31
(改)
最終話 「私もあなたを幸せにしますから」
2022/06/23 20:36
(改)
いつかの手紙
2022/06/23 20:37
(改)