ペンギンリゾートと失われた色彩について
最終エピソード掲載日:2026/06/26
フリーカメラマンの「僕」は、ある朝目を覚ますと、部屋の色彩が1目盛りだけ狂っているような違和感を覚える。
その日、いつも仕事をくれる編集者から電話があった。『北海道のペンギンリゾートに行って、ペンギンの写真を撮ってきてくれないか』
北海道のどこかに実在するという、聞いたこともないリゾート地。その依頼を引き受けた瞬間、「僕」の頭をよぎったのは、1週間前の3年前に別れたはずの彼女からかかってきた奇妙な電話だった。『北海道の、象の像が見たいの』
導かれるように訪れた北海道の静かな街「凍雲町(いてぐもちょう)」。そこで「僕」を待っていたのは、2足歩行で歩く概念としての羊、地下で概念を汲み上げるペンギン着ぐるみの男、そして、触れると世界が歪む3つの出入口だった。
何気ない日常から非現実に巻き込まれながら、自分にできることを探して進む、静かで少し奇妙なローファンタジー。
美しく切ないラストシーンを、どうぞお見届けください。
その日、いつも仕事をくれる編集者から電話があった。『北海道のペンギンリゾートに行って、ペンギンの写真を撮ってきてくれないか』
北海道のどこかに実在するという、聞いたこともないリゾート地。その依頼を引き受けた瞬間、「僕」の頭をよぎったのは、1週間前の3年前に別れたはずの彼女からかかってきた奇妙な電話だった。『北海道の、象の像が見たいの』
導かれるように訪れた北海道の静かな街「凍雲町(いてぐもちょう)」。そこで「僕」を待っていたのは、2足歩行で歩く概念としての羊、地下で概念を汲み上げるペンギン着ぐるみの男、そして、触れると世界が歪む3つの出入口だった。
何気ない日常から非現実に巻き込まれながら、自分にできることを探して進む、静かで少し奇妙なローファンタジー。
美しく切ないラストシーンを、どうぞお見届けください。
第1話:ハーブの緑と、空っぽに近い冷蔵庫
2026/06/17 19:00
第2話:凍雲町の静かな柵と、二度目の羊
2026/06/18 19:00
第3話:無人島の象、あるいは地下へ続くステップ
2026/06/19 19:00
第4話:手押しポンプの男、あるいは『待ってる』という文字
2026/06/20 19:00
第5話:大きな振り子時計、あるいは深夜のドライブイン
2026/06/21 19:00
第6話:特別な時間、あるいは失われた匂いについて
2026/06/22 19:00
第7話:崩れたソフトクリーム、あるいは移動する入り口
2026/06/23 19:00
第8話:広大な図書館、あるいは『信じてる』という文字
2026/06/24 19:00
第9話:不完全な概念、あるいは水上のベンチ
2026/06/25 19:00
第10話:次元の裂け目、あるいは戻ってきたもの、戻らなかったもの
2026/06/26 19:00