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生活の跡

作者:鷺沼鳩屋
最新エピソード掲載日:2026/09/07
人が死んだあとにも、生活だけは残る。

飲みかけの牛乳。片方だけの靴。使い古した食器。読みかけの本。
そこに大切な意味があることもあれば、何の意味もないこともある。

遺品整理の仕事をする榊冬一は、さまざまな部屋で、誰かが生きていた跡を片づけていく。

けれど、残された物を見たところで、その人の人生すべてが分かるわけではない。
家族だった人にも、本人にさえ、分からないことは残る。

それでも人は、捨てる物と、残す物を選ぶ。

誰かの暮らしに残された小さなものと、言葉にならなかった感情を描く、一話完結型の連作純文学。
残したもの、残ったもの
二本目の牛乳
2026/09/05 11:15
片方の靴
2026/09/05 19:30
二十七袋
2026/09/05 19:31
うるさい時計
2026/09/05 19:33
コップひとつ
2026/09/05 19:35
いない人の場所
留守番電話
2026/09/06 07:44
百七十六センチ
2026/09/06 11:04
微糖
2026/09/06 19:28
帰るまで
2026/09/07 20:20
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