もしもこのまま、世界が滅んでも。
20××年、突如世界中に原因不明の病が発生。その勢いはまるで光の速さで拡がり、絶望が満ちた世界。人が人を襲い、感染源も治療法も何も分からない。戦えない人々は逃げるしかなく、どうする事も出来ない、そんな恐ろしい世界。
誰も助けてくれない、助けることも難しいこの極限状態の中、身を引き裂かれる思いで仕事へ行った警察官の夫。とにかく無事を、生きて戻ってきてくれる事を祈りながら、自分自身と、なによりも大切な愛犬を守り抜くと誓った、引きこもり系主婦の記録。
夫と愛犬と過ごす当たり前の日々を、いつかまた取り戻せるなら。私はどうするだろう。
私の事が大好きすぎる夫と、同じく大好きすぎる愛犬のために、私が出来る事は。
「ねえ、私を許さないで。だけどごめんね、どうか笑っていてほしい。」
※ 世界観はフワッとしています。
プロローグ。
2020/07/28 04:03
(改)
崩壊は突然に。
2020/07/28 04:38
(改)
まずは深呼吸。
2024/12/07 23:23
(改)
映画の知識とは。
2024/12/08 01:32
(改)
本当に怖いのは。
2024/12/10 01:35
藁をも掴みたい。
2024/12/10 03:43
(改)
闇夜に紛れるのは。
2024/12/11 03:09
膨らませた途端に萎む風船のように。
2024/12/12 03:13
その気の緩みが。
2024/12/13 03:50
(改)
私がいたこと。
2024/12/14 04:48
(改)
幸せな夢から目覚めたのは。
2024/12/15 05:10
(改)
出立。
2024/12/15 22:42
(改)
噛み締めるように.
2024/12/16 18:35
(改)
何がなんでも.
2024/12/17 01:42
(改)
天秤にかけるまでもなく.
2024/12/18 01:44
それぞれの思い.
2024/12/19 01:04
抑えきれない胸の高鳴りを.
2024/12/20 01:27
たとえ束の間の幸せだとしても。
2024/12/21 01:19
話し合いと手の温もりと。
2024/12/22 01:20
ごめんね、どうか許さないで。
2024/12/23 03:47
嵐の前に。
2024/12/24 00:48
(改)
ゴミを燃やすには。
2024/12/25 04:12
(改)
業火に焼かれる罪人と。
2024/12/26 03:15
(改)
枷が外れて思い出した感情と衝動は:
2024/12/27 03:23
(改)
思い出に残る貴方の笑顔が。
2024/12/28 03:21
またね、おやすみ。
2024/12/29 04:18
何度でも、どこまでも.
2024/12/30 03:28
エピローグよりも長いそれは、私達の永遠の始まり。
2024/12/31 09:00