ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

用済みと継ぎの仕事を取り上げられ、爪印の一枚紙を集めました——三月で、お宅の鍋だけ底が抜けます

短編
あらすじ
「穴を塞げば同じだ、稼ぐのは俺だぞ」——鋳掛け屋の親方はそう言って、鞴の柄を二度で止めます。赤みの足りない継ぎ金でも、槌で叩けば穴は塞がって見えるのでございます。

朝だけ火にかかる鍋と、一日じゅう下ろさない鍋では、要る厚みが違います。わたくしは四年、その家の火の入り方を見て厚みを決めてまいりました。継ぎ金の枚数を数えていたのは、親方のほうでございます。

出て行けと言われても、わたくしからは申しません。代わりに得意先を回り、「これからは親方が継がれますので」とご挨拶して、誰の手で継いだ鍋かだけ、一枚の紙へ爪印で頂きました。

寄合で親方がご自分の口で仰った晩、その紙を膝の前へ置きました。戻ってきた鍋の底には、使われた月の数がきちんと残っております。
本文へのAI利用

本文内に、AIが生成したテキストをそのまま直接的に使用している箇所がある

Nコード
N7471MO
作者名
真神 慧
キーワード
AI直接使用 ざまぁ 異世界恋愛 コメディ すっきり 町人 鋳掛け
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 08月10日 18時10分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
10pt
評価ポイント
10pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
6,501文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1181MP| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「針は、誰でも持てます」——若い針子がそう申しましたので、わたくしは針箱ごと下がることにいたしました。 繕いは、破れてから直す仕事ではございません。破れる前に、表から見えない位置へ糸を足しておく仕事です。肩は踊る方ほど//
N9657MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「お前の結った筆に、余分な値はつけない。どれも同じ筆だ」——秋の初めの朝、筆市の買い手の前で、主人はわたしの手から毛の束を取り上げた。 毛は束ごとに腰が違う。夏毛は先が痩せるので命毛を一本内へ寄せる。湿りの日は膠を薄く//
N9665MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「二番で十分だ」——四年、この館の煮出しを見てきたのはわたくしです。 壺は三つ。雨季には口布を替え、冬には炉の近くへ寄せ、夜ごとに匂いを確かめて使い始める日を決めます。今日の湿りなら、あと二日。たかが二日、されど二日、//
N8893MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「麹は誰が回しても同じだ」——寒仕込みの朝、蔵元の前で、主人がわたしの手から麹蓋を取り上げた。 蒸し米は日ごとに水を持つ量が違う。雨の翌日は水を切る時間を延ばす。北風の日は床の温度を半刻早く上げる。新米の月は種を薄くす//
N9942MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「紙を無駄にする。反故を溜め込む。数を勝手に直す」——寄合の座で、夫と親方はわたくしの咎めを十一まで数え上げ、今日限りで貼り場から手を引けと申しました。 襖は、上に貼る紙で決まるのではございません。骨が逃げる側へ、下貼//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ