ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

用済みと十四年の床を取り上げられ麹蓋を伏せました。お宅の酒、次の仕込みでだれます

短編
あらすじ
「麹は誰が回しても同じだ」——寒仕込みの朝、蔵元の前で、主人がわたしの手から麹蓋を取り上げた。

蒸し米は日ごとに水を持つ量が違う。雨の翌日は水を切る時間を延ばす。北風の日は床の温度を半刻早く上げる。新米の月は種を薄くする。手順書に書いてあるのは米の量と時刻だけで、癖は全部この頭の中にある。

賃銀は若い衆と同額に割り直され、壁には手順書が貼り出された。承知しました。手順どおりです。では、手は入れません。

袖に手を入れたまま床を一巡し、麹蓋を洗って棚へ伏せて出た。壊しも持ち出しもしない。やめるのは、手を入れることだけ。

ひと月で床が青くなった。手順どおりに温度を上げても破精込まない。仕込んだ酒はだれ、樽が返る。誰も怒鳴らない。ただ次の月から、注文が来ない。

川向こうの床を任され、初めて自分の名で麹を回したわたしの室の前へ「戻ってくれ」と立った主人へ、あの一句をそのまま返す話。
本文へのAI利用

本文内に、AIが生成したテキストをそのまま直接的に使用している箇所がある

Nコード
N8893MO
作者名
真神 慧
キーワード
AI直接使用 ざまぁ 異世界恋愛 すっきり 造り酒屋 麹
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 08月11日 19時10分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
22pt
評価ポイント
22pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
6,111文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1181MP| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「針は、誰でも持てます」——若い針子がそう申しましたので、わたくしは針箱ごと下がることにいたしました。 繕いは、破れてから直す仕事ではございません。破れる前に、表から見えない位置へ糸を足しておく仕事です。肩は踊る方ほど//
N9657MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「お前の結った筆に、余分な値はつけない。どれも同じ筆だ」——秋の初めの朝、筆市の買い手の前で、主人はわたしの手から毛の束を取り上げた。 毛は束ごとに腰が違う。夏毛は先が痩せるので命毛を一本内へ寄せる。湿りの日は膠を薄く//
N9665MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「二番で十分だ」——四年、この館の煮出しを見てきたのはわたくしです。 壺は三つ。雨季には口布を替え、冬には炉の近くへ寄せ、夜ごとに匂いを確かめて使い始める日を決めます。今日の湿りなら、あと二日。たかが二日、されど二日、//
N8893MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「麹は誰が回しても同じだ」——寒仕込みの朝、蔵元の前で、主人がわたしの手から麹蓋を取り上げた。 蒸し米は日ごとに水を持つ量が違う。雨の翌日は水を切る時間を延ばす。北風の日は床の温度を半刻早く上げる。新米の月は種を薄くす//
N9942MO| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「紙を無駄にする。反故を溜め込む。数を勝手に直す」——寄合の座で、夫と親方はわたくしの咎めを十一まで数え上げ、今日限りで貼り場から手を引けと申しました。 襖は、上に貼る紙で決まるのではございません。骨が逃げる側へ、下貼//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ