- あらすじ
- 「二百四十枚だけでいいんです」
「家族でしょう!」
母の屋敷を義妹夫婦へ譲ったあと、義家族は支払いだけ私に続けさせるつもりだったらしい。
そもそもの始まりは、夫の一言だった。
「俺たちは家族だ。そうだろ、アデル」
あと三回で支払いを終える、亡き母の屋敷。
それを義妹へ譲れと迫られ、私は「分かりました」と答えた。
公証人は、屋敷に残る支払いも、そのほかの負担も、新しい持ち主へ引き継がれると説明した。
金額の載った別紙まで差し出された。
けれど彼らは確かめようともせず、
「困れば家族が助ける」
と笑って署名した。
そして支払期日の翌日。
請求書を持って私の家へ押しかけてきた義母と義妹に、私は告げる。
「お断りします」
屋敷も、その支払いも、お望みどおり全部お譲りしました。
もう、私から差し出すものはありません。
私にだけ「家族だから」と我慢を押しつけ続けた夫とも、離縁します。 - Nコード
- N3021MP
- 作者名
- 中身無男
- キーワード
- 女主人公 ハッピーエンド ざまぁ 契約 義家族 財産 公証人 屋敷 政略結婚 貴族 冷静な主人公 溺愛なし 婚約破棄なし 離縁 嫁いびり
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 08月12日 20時01分
- 最終更新日
- 2026年 08月13日 07時55分
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- 5,403文字
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あと三回で払い終わる母の屋敷を義妹へ譲りました。支払期日の翌日「家族でしょう?」と請求書を持って来られたので、夫とも離縁します
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