- あらすじ
- 公爵令嬢オリヴィアは十歳のときから、王太子アルヴィンの膳の皿を一つずつ先に口にしてきた。
毒が入っていると訴えても誰にも信じてもらえず、舌が焼けても、婚約者の務めだと続けた。
夜会でアルヴィンは新しい婚約者を横に立たせ、こう言った。
「そんな下働き、侍女にでもやらせればいい」
オリヴィアは取り乱さず一礼し、その日で手を引く。
翌月、王宮の食卓は止まった。代わりを命じられた侍女が寝込み、アルヴィンは皿の前で震えるようになる。
——毒は、ずっと入っていたのだ。焼けた舌でも味の分かるものを探す男が隣にいて、迎えの使者が跪いても、彼女はもう戻らない。 - Nコード
- N1696MP
- 作者名
- 月城リコリス
- キーワード
- 女主人公 ざまぁ ハッピーエンド 婚約破棄 公爵令嬢 王太子 溺愛 毒見
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 08月11日 19時11分
- 最終更新日
- 2026年 08月14日 17時23分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 19件
- 総合評価
- 640pt
- 評価ポイント
- 602pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 9,001文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『毒見しかできない女』と仰るので、十年分のお役目をお返しいたします
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N6638MP|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
王城の酒宴の卓で出す物を失った王太子エーリクは、十年の縁を結んでいた公爵令嬢ジゼルを譲ると札に書いた。「この女なら惜しくない。婚約は今日で終いだ」。公爵家が黙って払ってきた負けを帳面に控え、家を預かってきたジゼルは、泣き//
N5349MP|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
伯爵令嬢エステルは、隣国生まれの母を持つというだけで「あちらの血」と囁かれて育った。
年明けの拝賀の席。宰相補レムケが、隣国へ内情を流した咎で彼女を告発する。証拠として積まれた文の束。婚約者のダミアンまでもが、父の隣で//
N3776MP|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
伯爵令嬢ロズヴィータは十のとしから、国の暦を星を測って引いてきた。娘の筆と知る者は、天文寮の寮頭ただひとり。
夜会の晩、王太子オズヴァルトは新しい想い人を横に、彼女の十年を鼻で笑って捨てた。ロズヴィータは一礼して告げる//
N2989MP|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
公爵令嬢イリスベルは十のとしから、婚約者クレメンス殿下が想い人の令嬢たちへ贈る甘い手紙を、ひそかにしたためてきた。令嬢を三人恋に落とし「筆の君」と呼ばれたその言葉は、一字残らず彼女のものである。
夜会の晩、殿下は新しい//
N1696MP|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
公爵令嬢オリヴィアは十歳のときから、王太子アルヴィンの膳の皿を一つずつ先に口にしてきた。
毒が入っていると訴えても誰にも信じてもらえず、舌が焼けても、婚約者の務めだと続けた。
夜会でアルヴィンは新しい婚約者を横に立た//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。