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断罪イベントですか? ちょうど辞表を出そうと思っていたので助かります

最終エピソード掲載日:2026/04/02
「第一の罪、殿下の御前にて不敬な振る舞いを――」

「失礼します。その前に、業務報告書をご確認いただけますか」

前世の記憶を持つリゼット・ヴェルテールは、断罪の日を「ブラック婚約の退職日」として待ち続けていた。三年間、第一王子の政務を実質一人で支え、演説草案から外交書簡まで書き続けた功績を全て横取りされながら、証拠だけは積み上げてきた。

断罪当日、業務報告書百六十ページを静かに提出して颯爽と退場。

辺境のフォルデン村でポーション開発を始めたリゼットのもとに、理由を語らない近衛騎士・カイルが「護衛任務です」とついてきた。

隠れて静かに生きるはずが、辺境のポーションが隣国の疫病に効果を上げ、評議会が動き、王都に噂が広まり――気づけば残してきた業務報告書が、貴族院で証拠として読み上げられていた。

主人公は何もしていない。王子陣営が勝手に自爆しただけだ。

ざまぁ強め。現代労働パロディ。不器用な騎士が毎回猛毒の草を持ってくる話。
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