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開き続ける箱

作者:tomsugar
大学病院での深夜バイトを終えた医学部4年生・斎藤由里は、最上階から1階へ降りるエレベーターに乗る。
だがその夜、エレベーターはなぜかすべての階で止まり、誰もいないドアをひとつずつ開いていく。
異常な恐怖体験の直後、彼女のポケットに見知らぬ鍵が――そこには《D15》とだけ記されていた。
存在しない部屋、存在しないはずの学生、有科詠人。
昭和35年に失踪した青年の記録が、由里の前に浮かび上がる。
鍵を拾ったその瞬間から、由里の“現在”と“過去”は少しずつ歪みはじめた。
深夜2時──丑三つ時。
エレベーターの扉が今夜もまた、何かを迎え入れるように、音もなく開く。
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