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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

大悪令嬢──蟲這う大陸で戦士達は詠う──

作者:ぐんそう
最新エピソード掲載日:2026/05/28
【最凶の悪鬼をその身に宿した令嬢が、理不尽な世界を武と知略で蹂躙する国盗りダークファンタジー。戦士は嗤い、叫び、戦場をひた走る】

 始まりは、唐突だった。
 そう、頭の中に響いたのだ。

「誰だテメェ、頭の中でギャーギャー喚きやがって!」
「ひぃぃぃっ!? なにかヤバい悪霊に取り憑かれましたぁぁ!」

 この時、私はまだ甘い夢の中にいた。
 言ってしまえば、そんな感じだ。

 ――かつて帝国軍を巻き込み、壮絶な死を遂げた最凶の悪鬼、バルバロッサ。

 地獄を覚悟した彼が目を覚ましたのは、平和を愛する辺境の心優しい男爵令嬢、エルマの『脳内』だった。

 甘い汁を吸おうと群がる悪徳商人や、理不尽な要求を突きつける周辺貴族たち。

 辺境に迫る危機に対し、バルバロッサは隙あらば身体の主導権を奪い、敵を排除しようと嗤う。

「そら、いますぐいくぞヤリにいくぞ!」
「いやです!! いやです!!」

 極悪非道な大悪党と、温室育ちの泣き虫令嬢。
 善良で無垢なエルマは、必死にそれを食い止めようと涙目で大抵抗していた。
「愛に溢れた領民達と故郷を守り、幸せな家庭を築く」という夢が叶うと信じていたから。

 しかし、理不尽極まりないこの世界は、心優しい少女が綺麗なままで生きられるほど甘くはなかった。

 迫り来る魑魅魍魎の悪意と、愛する日常を踏み躙ろうとする巨大な絶望の淵で――少女はついに、内なる『悪鬼』の力を利用する。

 大悪党の力と数多の戦士たちを従え、かつての令嬢は蟲這う大陸で復讐を誓う。

 これは、すべてを奪わんとする理不尽に対し、最凶の力で世界を蹂躙し返す狂乱の戦記。

「……吐き気がするような甘い夢だ」

「夢も、理想も、正義も、悪も……全て私が殺す」
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エピソード 101 ~ 109 を表示中
22.食い破れ辺境の者共
2026/05/22 18:24
23.蟲毒
2026/05/23 15:01
24.宝石の涙
2026/05/23 21:05
25.ナイト
2026/05/24 13:11
26.腹中の蟲
2026/05/24 21:01
27.冴えない勇者
2026/05/25 21:03
28.おじい様
2026/05/26 21:03
29.おじいちゃん
2026/05/27 22:23
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エピソード 101 ~ 109 を表示中
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