表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

僕が死ぬまで生きていて ー子どもたちがあの世へ逝く前に寄るのは、ニートの僕の部屋ー

作者:七千凜紗
最新エピソード掲載日:2026/07/21
目が隠れるほどの前髪にサングラス。顔以外を般若心経の刺青で埋めた体。
十九歳のコージは、事故物件のような古いアパートで一人暮らしをしている。
彼には、人には見えないものが視える。
部屋には毎日のように子どもの霊が遊びに来る。風呂のお湯はすぐ冷め、冷蔵庫のプリンは勝手になくなり、静かに動画を見る時間さえ落ち着いて過ごせない。それでもコージは、子どもたちを追い返すことはしない。
なぜなら、この子たちは、生きている間に「子どもらしい時間」をほとんど過ごせなかったから。

今日もまた、新しい子どもの霊が現れる。
コージは彼らの話を聞き、遊び、笑い、時には一緒に泣く。
それは除霊でもなく、成仏させる物語でもない。
ただ、「生きたかった」という小さな願いに寄り添うための時間。

やがて、幼なじみたちの過去と、この力の本当の意味が少しずつ明らかになっていく。

これは、死者を救う物語ではない。
生きられなかった子どもたちが、もう一度笑うための物語。
そして、誰かを救おうとし続けた一人の青年が、自分自身もまた救われていく物語。

読み終えたあと、大切な人に「おかえり」と言いたくなる、現代ファンタジー。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ