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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

【 牛頭の近影:夕張に沈む言葉の呪い 】

作者:エド
最終エピソード掲載日:2026/08/16
「その話、最後まで聞いてはいけない――」

1990年、かつての炭鉱の街・北海道夕張市。
オカルトの嘘を暴くことに執着するポッドキャスターの江戸は、古書から消されたはずの禁忌の怪談『牛頭(ゴズ)』の断片を見つけた大学生のエミと共に、ある男を訪ねる。

男の名は、レン。かつて『牛頭』を聞いた全員が狂死したとされる「スクールバス失踪事件」の唯一の生き残りだ。
声を失い、壁一面に不気味な「牛の頭」を描き続けるレン。

二人が事件の真相に近づくにつれ、江戸の日常は壊れ始める。
文字が読めなくなる。無機物の鼓動が聞こえ始める。空は肉の色に染まり、黒い雪が降り注ぐ。

それは単なる都市伝説ではない。
一度聴けば脳を侵食し、世界の認識を塗り替えてしまう「言語のウイルス」だった。

「牛頭」が完成する時、世界は地獄の門を開く。
エドは失われていく五感の中で、究極の選択を迫られることになる。

呪われた物語の「最後の一行」に隠された、あまりにも残酷な真実とは。
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