鬼神の后は大神の花宮~退屈上皇と都の夜歩き~
最終エピソード掲載日:2026/03/28
鬼神の血を引く退屈上皇・貴仁。
夜の都で魑魅魍魎を斬り捨て、退屈しのぎに怪異を狩る日々――のはずだった。
ある夜、闇の中で拾ったのは、星屑のような黒髪を揺らす“姫君”。
袿に長袴、誰もが見惚れる美貌。
――ただし頭には、ぴんと尖った大神(おおかみ)の耳。しかも男。名は薫。
「そなたは私が守る」
「……私も、貴仁様をお守りしたい」
風を操り、穢れを祓う異能の姫。
その隣に立ったとき、退屈しか知らなかった鬼神の心が、初めて揺らぐ。
だが都では、怪異が連鎖し始めていた。
噂は人を狂わせ、穢れは増幅し――
まるで“誰かが意図して都を壊している”かのように。
そして目覚める、百年の怨念。
帝の血を引きながら、すべてを奪われた男の鬼が、静かに牙を剥く。
鬼神の血は暴れ、
大神の祈りがそれを鎮める。
人ならざるふたりの縁は、禁忌か、それとも――救いか。
剣で斬る。祈りで鎮める。
そしてふたりで、都を守る。
退屈上皇×大神耳の姫君(※男)
夫夫で挑む、平安あやかし譚――開幕。
夜の都で魑魅魍魎を斬り捨て、退屈しのぎに怪異を狩る日々――のはずだった。
ある夜、闇の中で拾ったのは、星屑のような黒髪を揺らす“姫君”。
袿に長袴、誰もが見惚れる美貌。
――ただし頭には、ぴんと尖った大神(おおかみ)の耳。しかも男。名は薫。
「そなたは私が守る」
「……私も、貴仁様をお守りしたい」
風を操り、穢れを祓う異能の姫。
その隣に立ったとき、退屈しか知らなかった鬼神の心が、初めて揺らぐ。
だが都では、怪異が連鎖し始めていた。
噂は人を狂わせ、穢れは増幅し――
まるで“誰かが意図して都を壊している”かのように。
そして目覚める、百年の怨念。
帝の血を引きながら、すべてを奪われた男の鬼が、静かに牙を剥く。
鬼神の血は暴れ、
大神の祈りがそれを鎮める。
人ならざるふたりの縁は、禁忌か、それとも――救いか。
剣で斬る。祈りで鎮める。
そしてふたりで、都を守る。
退屈上皇×大神耳の姫君(※男)
夫夫で挑む、平安あやかし譚――開幕。
序章 二人歩きの百鬼夜行
2026/03/19 07:00
第一章 望月の変 (前編)
2026/03/19 12:00
第一章 望月の変 (後編)
2026/03/19 19:00
第二章 退屈上皇
2026/03/20 07:00
第三章 葎屋敷(前編)
2026/03/20 12:00
第三章 葎屋敷(後編)
2026/03/20 19:00
第四章 大神(おおかみ)の姫宮(前編)
2026/03/21 07:00
第四章 大神(おおかみ)の姫宮(後編)
2026/03/21 12:00
第五章 三条邸の日々
2026/03/21 19:00
第六章 琴に笛
2026/03/22 07:00
第七章 時を止めた呪い(前編)
2026/03/22 12:00
第七章 時を止めた呪い(後編)
2026/03/22 19:00
第八章 見鬼(けんき)の帝
2026/03/23 07:00
第九章 言祝ぎの御幸(前編)
2026/03/23 12:00
第九章 言祝ぎの御幸(後編)
2026/03/23 19:00
第十章 陰謀の宴
2026/03/24 07:00
第十一章 鬼哭の刻(前編)
2026/03/24 12:00
第十一章 鬼哭の刻(後編)
2026/03/24 19:00
第十二章 動乱の予兆(前編)
2026/03/25 07:00
第十二章 動乱の予兆(後編)
2026/03/25 12:00
第十三章 燃えあがる疑惑
2026/03/25 19:00
第十四章 連鎖する災厄(前編)
2026/03/26 07:00
第十四章 連鎖する災厄(後編)
2026/03/26 12:00
第十五章 災いの噂
2026/03/26 19:00
第十六章 夜明けの別れ
2026/03/27 07:00
第十七章 内裏騒乱
2026/03/27 12:00
第十八章 鬼二人
2026/03/27 19:00
第十九章 ふりやまない雨
2026/03/28 07:00
第二十章 今宵も二人で……
2026/03/28 12:00