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『この宿、無茶苦茶綺麗だったけど、ご飯がゲロまずかった』★3 そんなレビューが見える俺の異世界スローライフ

作者:だいだい
最新エピソード掲載日:2026/10/08
異世界へ転生した青年、ユウマ。

神様から与えられたスキルは――《レビュー》。

剣聖でもない。
大魔法でもない。
ましてや、魔王を倒せるような力でもない。

その効果はただ一つ。

「その場所や物を実際に利用した人たちの感想が見える」

それだけだった。

「……これ、ハズレスキルじゃないか?」

そう思っていたユウマだったが、街の宿屋を見つけたことで、その考えは少しずつ変わっていく。

【銀の羽根亭】
★★★★☆
『部屋は無茶苦茶綺麗』
『店主のおばちゃんが優しい』
『朝食のパンが美味しい』
『ただし夕食は普通』

「なるほど。じゃあ、ここに泊まろう」

レビューを参考に宿を決め、評判の食堂へ行き、気になった商品を試してみる。

けれど、レビューは必ずしも正しいとは限らない。

「★5なのに俺には合わない……」
「★2だけど、これ滅茶苦茶うまいぞ?」
「この人、料理じゃなくて店員さんのことばっかり評価してないか?」

星の数だけでは分からない、人それぞれの本音。

そしてユウマは、レビューには書かれていない「その人が実際に使っているときの感想」や「口には出さなかった本音」まで見えていることに気づいていく。

美味しい料理。
ちょっと変わった宿屋。
評判の悪い職人。
なぜか人気のない温泉。
誰も知らない隠れた名店。

レビューを覗けば、そこには異世界で暮らす人々の小さな日常が詰まっていた。

魔王討伐?
世界征服?
そんなものは知らない。

美味しい飯を食べて、良い宿で眠って、気に入った場所を見つけたら、またそこへ行く。

これは、ちょっと変わったスキルを手に入れた青年が、異世界の「口コミ」と人々の本音を覗きながら、のんびり気ままに暮らしていく異世界スローライフ。
第1話 異世界レビュー
2026/10/05 11:28 (改)
第2話 星の数ほど 
2026/10/05 11:33 (改)
第3話 低評価の店
2026/10/05 11:38 (改)
第4話 星を比べて
2026/10/05 13:29 (改)
第5話 評価の裏側
2026/10/06 08:42 (改)
第6話 忘れられた温泉
2026/10/06 11:48 (改)
第7話 星三つの我が家
2026/10/07 13:57 (改)
第9話 一皿目
2026/10/08 08:13
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