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王子の婚約者で王立魔法学園でランキング一位だった私は不正を疑われ婚約破棄をされ卒業まで「最下位令嬢」と呼ばれることになりました

作者:カルラ
最新エピソード掲載日:2026/08/05
王立アストレア魔法学園、入学以来不動の首席、公爵令嬢リリアーナ。
学力も魔法技術も剣術も指揮能力も、常に全項目トップ。
けれど始業式の朝、ランキングは一位から四十一位へ転落。
「教師会の調査で重大な問題が確認された」——理由も告げられぬまま、婚約者である王太子から婚約破棄を突きつけられ、生徒会からも除名される。
何が起きたのか、リリアーナ自身にも分からなかった。

代わりに一位に躍り出たのは、編入生の聖女セレフィナ。
誰にでも優しく、涙もろく、身分で人を見ない——学園中から愛される少女。
けれどリリアーナだけは、その涙の奥に潜む違和感に気づいていた。

実技は満点。
研究は絶賛。
討伐も圧勝。
それでも「品格」「協調性」の欄だけが、なぜか毎回無慈悲に削られていく。
数字は嘘をつかないはずなのに、評価だけが平然と嘘をつく。

疑いの目を向けていた元婚約者、静かに証拠を積み上げていく図書委員長、そして少しずつ味方へと変わっていくライバルたち。
孤立無援だったはずの令嬢の周りに、真実を見抜く者たちが一人、また一人と集まり始める。

「私は負けたんじゃない。評価の仕組みを、利用されているだけ」

数字にできない項目に隠された悪意を、リリアーナは涙でも媚びでもなく、自らの実力で暴いていく。
外部審査、そして卒業試験——学園の思惑が一切通用しない場所で、すべてが明らかになる日は近い。

これは、努力の正しさを証明するために立ち上がった令嬢が、歪められた評価と人間関係の罠を、実力だけでひっくり返していく学園ざまぁ物語。
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