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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

はじまりの街のブラッドスミス

作者:明石 英治
「なるほど、なるほど……そう、来るのね……」
 私は一人、ゲーム開始地点でそうぼやいた。
 意気揚々と冒険への一歩を踏み出そうとした私だったが無情にもそれが叶うことは無かった。
 時刻は夜、種族は吸血鬼、本来なら絶好調の場面だっただろうに……
 光輝の加護、なんてものを授かっていた私は夜に微かに残る光の力ですら致命傷だったのだ……

 とはいえ、そもそもやる予定はなかったゲームなので別段致命的なショックというものはではない。
 出来ないことは一旦放って、出来ることに楽しさを見出し、満足することができればきっと勝ち組なのだ。
 というわけで!私は鍛冶を始めることにしたのである!
未だ一歩は踏み出せず
2020/03/06 22:00
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