隣の席の娘の彼氏がイマジナリーだということを、俺だけが知っている。
高校2年生である俺、大塚宝の隣の席の女子生徒である有馬奈緒には彼氏がいる。彼女は、その彼氏の惚気話を周りの友人たちによくしている。
曰く、彼氏は同中。今は近くの別の高校に通っている。成績がいい。優しい。
……が、その彼氏はイマジナリーだと、架空の存在だということを、隣の席の俺だけが知っている。しかも、そのことを有馬奈緒だって気が付いているはずだ。「噓だ」と指摘されるのが怖くないのだろうか? 有馬奈緒が、彼氏の惚気を止める様子はない。
なぜ有馬奈緒は架空の彼氏の話を続けるのか。俺が“彼氏が架空の存在だと知っている”ことに対して何も思っていないのか。そもそも性格もよくて顔もいい、モテそうな有馬奈緒が架空の彼氏の話をする理由とは?
恋に翻弄される男女の新感覚ラブコメミステリ! あるいは現代ホラー?
完結! 誤字報告、感想コメントありがとうございます!
報告いただいた誤字や言い回しが気になったところ修正しました(06/27)
最近流行りの一対一学園ラブコメをテーマに書きました。のでそんな感じです。
面白ければ、評価・感想コメントの程よろしくお願いいたします。喜びます。
曰く、彼氏は同中。今は近くの別の高校に通っている。成績がいい。優しい。
……が、その彼氏はイマジナリーだと、架空の存在だということを、隣の席の俺だけが知っている。しかも、そのことを有馬奈緒だって気が付いているはずだ。「噓だ」と指摘されるのが怖くないのだろうか? 有馬奈緒が、彼氏の惚気を止める様子はない。
なぜ有馬奈緒は架空の彼氏の話を続けるのか。俺が“彼氏が架空の存在だと知っている”ことに対して何も思っていないのか。そもそも性格もよくて顔もいい、モテそうな有馬奈緒が架空の彼氏の話をする理由とは?
恋に翻弄される男女の新感覚ラブコメミステリ! あるいは現代ホラー?
完結! 誤字報告、感想コメントありがとうございます!
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最近流行りの一対一学園ラブコメをテーマに書きました。のでそんな感じです。
面白ければ、評価・感想コメントの程よろしくお願いいたします。喜びます。
1.隣の席の娘の彼氏がイマジナリーだということを、俺だけが知っている。
2023/06/06 18:00
(改)
2.隣の席の娘の好きな人が自分かもしれないということを、俺は考えている。
2023/06/07 18:00
3.私の親友のアプローチは間違っているのではないかと、私は訝しんでいる。
2023/06/08 18:00
(改)
4.新なたぁ君の出現に、俺は驚いている。
2023/06/09 18:00
(改)
5.友人がとんでもないあだ名をつけられていたことを、俺は知ってしまった。
2023/06/10 18:00
6.姉の自己肯定感の高さを、俺は杞憂してしまう。
2023/06/11 18:00
(改)
7.同じ中学で今は隣の席の子のことを、俺はあまり知らなかった。
2023/06/12 18:00
8.他人の失恋の話の聞き方を、俺はまだわかりかねている。
2023/06/13 18:00
9.かわいい人のことをかわいいと思うことは、至極当然だと俺は思う。
2023/06/14 18:00
(改)
10.思い出は思い出したら一瞬だが、それまでは俺の心の中にしまい込まれている。
2023/06/15 18:00
(改)
11.何も知らなくてもスポーツ観戦はなんだかんだ面白い、と俺は思う。
2023/06/16 18:00
(改)
12.自分で自分の気持ちを決めるってなかなか難しい、と俺は実感した。
2023/06/17 18:00
13.嫌な奴が自分に似ていると思うと、途端に俺は萎える。
2023/06/18 18:00
(改)
14.これがきっと恋だって、私は思った。
2023/06/19 18:00
(改)
15.空き教室を”秘密基地”と呼ぶ君の感性を、俺は綺麗だなって思った。
2023/06/20 18:00
(改)
16.つながった手を離すことを、俺はどこか寂しく感じた。
2023/06/21 18:00
17.君の言葉を叶えたいってのは少し気障かなと、俺は自嘲した。
2023/06/22 18:00
(改)
18.体験談系って嘘だと馬鹿にしてたのに、いざという時に俺は体験談を求めた。
2023/06/23 18:00
(改)
19.告白とは気障なものだと、俺は開き直った。
2023/06/24 18:00
(改)
20.隣の席の娘の彼氏が自分だということを、俺だけが知っている。
2023/06/25 18:00
(改)