誰にも届かなかった僕の声が、君にだけ響いた。
声なんて、もういらないと思ってた。
でも君は、僕の声を「綺麗だ」って言った。
声を失くした少年と、
その声に「救われた」と言った年上の彼女。
誰にも届かなかった僕の声が、
初めて誰かの胸に触れたとき――
それは、生きることをあきらめかけた僕にとって、
たったひとつの光だった。
もう、傷つけたくなかった。
でも、君の優しさが、僕を壊してしまいそうで――
それでも僕は、声を届けたかった。
消えたかった夜から始まる、
声と再生の、儚くてせつない恋の物語。
でも君は、僕の声を「綺麗だ」って言った。
声を失くした少年と、
その声に「救われた」と言った年上の彼女。
誰にも届かなかった僕の声が、
初めて誰かの胸に触れたとき――
それは、生きることをあきらめかけた僕にとって、
たったひとつの光だった。
もう、傷つけたくなかった。
でも、君の優しさが、僕を壊してしまいそうで――
それでも僕は、声を届けたかった。
消えたかった夜から始まる、
声と再生の、儚くてせつない恋の物語。
プロローグ 消えたかった夜のこと
2025/07/19 20:00
第1話 消えたかった僕が、生きてしまった理由
2025/07/19 20:00
第2話 君の声が聞こえた日
2025/07/19 20:00
第3話 声が出せなくても、君は笑った
2025/07/19 20:00
(改)
第4話 笑われた声、傷ついた僕
2025/07/26 18:00
第5話 雨の中、はじめて誰かの隣にいたくなった
2025/08/02 12:00
第6話 その傷は、まだ僕の中にあった
2025/08/09 12:00
(改)
第7話 君の言葉が、僕の歌になった
2025/08/16 12:00
第8話 花火が照らしてくれた夜、僕の声は揺れていた
2025/08/23 12:00
第9話 自分の名前を言えなかった僕が、勇気を出して彼女に伝えた日
2025/08/30 12:00
第10話 胸の奥のぬくもりは、伝えられない想いだった
2025/09/06 12:00
第11話 ひとりぼっちだった僕が、君の笑顔に救われた午後だった
2025/09/13 12:00
第12話 消えたくてたまらなかった僕を、彼女がそっと抱きしめてくれた夜だった
2025/09/20 12:00
(改)
第13話 生きてしまった朝――ひとりじゃないと知った彼女の温もり
2025/09/27 12:00