死に神花火――化け物小屋に囚われている若者と、寂しさに囚われている盗人――
――ある晩、田舎小僧と呼ばれる盗賊の黒兵衛(くろべえ)は、死に神と賭け事をする。
狂気じみているのにどこか無邪気な、変わり者の善継(よしつぐ)から、化け物小屋を作るのを諦めさせられるかどうかという賭け。
善継は命よりも化け物小屋を大事にしているというのに、黒兵衛は賭け事に興味をそそられ、載ってしまい――。
江戸物だけど、純文学っぽいので純文学で投稿してみます。
これは、人にとっての幸福を考える話。
*残酷な描写というより、途中で化け物小屋を作っているということで、ホラーめいた表現が出てくるかもしれません。
*過去に書いた物を載せてるので、気紛れにアップしていきますが、最後まで完結はできています。
狂気じみているのにどこか無邪気な、変わり者の善継(よしつぐ)から、化け物小屋を作るのを諦めさせられるかどうかという賭け。
善継は命よりも化け物小屋を大事にしているというのに、黒兵衛は賭け事に興味をそそられ、載ってしまい――。
江戸物だけど、純文学っぽいので純文学で投稿してみます。
これは、人にとっての幸福を考える話。
*残酷な描写というより、途中で化け物小屋を作っているということで、ホラーめいた表現が出てくるかもしれません。
*過去に書いた物を載せてるので、気紛れにアップしていきますが、最後まで完結はできています。
第一章 呪い子と、田舎の子
夜が支配する時間。
2016/09/30 21:45
特別な呪い子
2016/09/30 21:48
傑作が燃えていく
2016/09/30 21:51
夜はずる賢い奴のために
2016/09/30 21:54
賭け事の始まり
2016/09/30 21:56
賭けの女神
2016/10/02 11:24
青い眼の雀
2016/10/10 23:52
現世の迷子
2016/10/10 23:57
第二章 化け物屋敷と取り憑かれた呪い子
先日の火事話
2016/10/26 09:39
善継の不思議さ
2016/10/26 09:41
死んで花実が咲くものか
2016/10/28 17:47
昼間の死に神
2016/10/28 17:49
以前のコンセプトは……
2016/11/02 22:37
ご機嫌な日
2016/11/02 22:39
死に神、昼に現る
2016/11/02 22:41
胡桃の笑い声
2016/11/15 22:07
第三章 弱肉強食と強肉弱食
痛いのは嫌だから
2016/11/15 22:10
独自の世界を持つ善継
2016/11/15 22:17
(改)
恨みという感情の学習
2016/11/15 22:24
頭が悪い生き物
2016/11/15 22:26
大馬鹿者
2016/12/01 10:29
下卑た幸せ
2016/12/01 10:34
ずいずいずっころばし
2016/12/01 10:36
(改)
何を愉しみに生きたいのか
2016/12/01 10:39
潰したくない才能
2016/12/01 10:42
第四章 皆が待つ大輪の花火
浅草の日常
2016/12/02 10:42
歌舞伎者
2016/12/02 10:47
あと一歩だった
2016/12/02 10:51
化け物の虜
2016/12/02 10:54
大河に憧れる
2016/12/02 10:57
騙したコトへの懺悔
2016/12/02 11:01
天明五年八月十六日。
2016/12/02 11:04
〝英雄〟の話
2016/12/02 11:09
涙がたとえ溢れても
2016/12/02 11:11
生涯をかけて認められた〝花火〟
2016/12/02 11:17
終章 花火の打ちそこないが、愛嬌の化け物屋敷主人
失敗した花火
2016/12/02 11:22
図太く生きる
2016/12/02 11:24
かぎや
2016/12/02 11:31