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一メートルの凪

作者:hitoshi_tanabe
最新エピソード掲載日:2026/05/02
深夜一時を過ぎたコインランドリーに、女性が駆け込んできた。
息が上がっていた。膝の上のスマートフォンが、立て続けに震えていた。彼女はそれに触れなかった。

名前も知らない。事情も訊かない。ただ、木曜と日曜の深夜に、同じ場所で洗濯機が回るのを待っている。三台分あった距離が五台分に広がり、また縮まり、やがて一台分もなくなる。

八月の終わりから翌年の四月まで。会話は最小限。起きる出来事は、ほとんどない。それでも何かが、確実に変わっていく——洗濯機のリズムが、吐く息の深さが、隣に座る肩の角度が。

何もしないことが、誰かを救うことがある。深夜のコインランドリーを舞台にした、とても静かな再生の物語。
2026/04/13 22:09
2026/04/15 20:37
2026/04/17 21:15
2026/04/19 17:49
2026/04/21 18:22
2026/04/23 18:11
2026/04/25 22:35
2026/04/27 22:58
2026/04/29 12:03
2026/05/02 09:17
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