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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

【会津の烈女】 介錯された会津藩士の娘、辺境伯令嬢に拾われる ~薙刀一つで新・娘子隊を作ります~

作者:真野真名
最新エピソード掲載日:2026/09/03
【介錯された女剣士、辺境の令嬢に「救世主」と呼ばれる】

 会津戦争、慶応四年八月二十五日。妹の手にかかり首を落とされたはずの中野竹子は、光の粒子となって消えた次の瞬間、見知らぬ異世界の森で目を覚ました。
 傷ひとつない体。だが心は、置いてきてしまった。守るべき主君も、帰るべき故郷・会津も、もう無い。ならばこの命、何のために使えばいいのか――答えのないまま彷徨う竹子が出会ったのは、崩れかけた辺境領を必死に支える十六歳の令嬢・イルミナだった。

「あなたは、我が領の救世主です」

 その姿に、竹子はかつての主君の面影を重ねる。エルフの狙撃手、獣人の重戦士、没落貴族の魔導技師——行き場を失った少女たちを拾い上げ、竹子は異世界に「新・娘子隊」を結成する。

 だが、迫りくる帝国の影。かつて人斬りとして生きた転移者・岡田以蔵は「会津の忠義など、ただの呪いぜよ」と嘲笑い、冷徹な政治家・メビック伯爵は「無駄な抗戦は罪だ」と正論を突きつける。それはかつて竹子自身が会津で聞いた言葉と、あまりに似ていた。

 もう一度、何も守れずに終わるのか。それとも――

 亡霊と呼ばれた薙刀使いが、この異世界で見つける新たな「義」とは。

「武士の猛きこころに、くらぶれば――亡霊は、今度こそ守り抜く」
序章 会津戦争 〜涙橋の戦い〜
第一章 帰る場所なき刃 〜忠義の喪失と、辺境の姫〜
第伍話「小さな街の息吹」
2026/07/14 12:00
第陸話「見捨てられた盾」
2026/07/15 12:01
第二章 交わらぬ刃、白き虎の幻影 〜新・娘子隊、結成〜
第拾伍話「初陣の夜風」
2026/07/25 11:12
幕間 はみ出し者たちの肖像
第三章 異世界の鶴ヶ城 〜籠城と、決別〜
第拾玖話「牧羊犬と狼」
2026/08/01 11:00
第廿壹話「剣なき間合い」
2026/08/03 12:01
第廿參話「霞掛け」
2026/08/05 06:06
幕間 十七人の戦乙女
第四章 フラットペイン籠城戦 〜三日目の白旗〜
第參拾貮話「盗賊と猫」
2026/08/17 19:22
第五章 半旗の城下 〜パンの匂い、晩夏の遠雷〜
第參拾玖話「弔いの鈴」
2026/08/22 11:00
第肆拾話「広場の夜」
2026/08/23 06:00
第肆拾壹話「遠い雷」
2026/08/23 11:00
第肆拾貮話「指揮所の灯」
2026/08/24 06:00
第六章 亡霊たちの夜明け 〜思想の衝突と、覚醒〜
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