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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
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コンカフェで悪役令嬢をしているわたくし、ライバル令嬢役が厄介ファンになってしまいましたわ!?

作者:花田一郎
最新エピソード掲載日:2026/11/02
王立白薔薇学院サロン《ラ・クーロンヌ》――そこは、悪役令嬢や聖女たちが華麗な劇を繰り広げるコンセプトカフェ。

高校生の松林留美は、店の花形である悪役令嬢「ルミアリエル」を演じている。高飛車で堂々、悪と呼ばれても己の正義を貫くその姿は、客から絶大な支持を集めていた。

けれど、本当の留美は真面目で公平、争いを好まない常識人。「なぜわたくしが悪役令嬢を……」と戸惑いながら働く彼女には、ひとつ大きな悩みがある。

ルミアリエルを断罪するはずのライバル令嬢「ラフィエラ」役――安海文香が、よりにもよってルミアリエルの厄介ファンなのだ。

劇の途中で敵を褒め、公式脚本には解釈違いを訴え、単体チェキには「ラフィエラがいないと物語性が不足します」と口を挟む。留美がいさめても、ルミアリエルとして叱れば喜ぶ始末。しかも、その暴走がなぜか客に受け、二人のペア企画は次々と増えていく。

面倒なはずなのに、文香がルミアリエルを見つめるときだけ生き生きと笑うことを、留美は少しずつ嬉しく思い始める。

だが、文香が見ているのは「ルミアリエル」なのか、それとも、その役を演じる「松林留美」なのか。

そして文香自身もまた、ラフィエラを演じているときにしか、本当の望みを口にできずにいた。

やがて迫る、悪役令嬢を断罪する最終公演。愛する推しを自らの手で裁かなければならないとき、ライバル令嬢は公式の結末ではなく、自分自身の願いを語れるのか。

役柄と本人、宿敵とファン、そのどちらとも呼びきれない二人が繰り広げる、現代日本の悪役令嬢(ビジネス)百合コメディ。開幕ですわ!

※この作品はカクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
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