表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

西の魔女商店ー大地の紋ー

作者:月瀬ハルヒ
最新エピソード掲載日:2026/08/27
古い町の片隅に、夕暮れから夜にかけてだけ扉を開く小さな店がある。
古書、ハーブ、天然石を扱うその店の名は――西の魔女商店。

店主・雨宮澪は、町の人々から「西の魔女」と呼ばれている。
けれど彼女自身は、一度も自分を魔女だと名乗ったことはない。

澪が使う占術は、紙に無数の点を打ち、その奇数と偶数から“大地の紋”を導き出す古い占術――ジオマンシー。

そこに現れる十六の図形には、それぞれ一柱の精霊が宿っている。
彼らが教えるのは未来ではない。
人が見失ったもの、閉じ込めたもの、手放すべきもの、そして今どちらへ歩こうとしているのか。

夫が突然姿を消した女性。
忘れられない恋に囚われた人。
遺品に残された言葉を探す家族。
故郷へ帰れなくなった男。
誰かを許せずにいる女。

答えを求めて店を訪れる十六人の客に、十六の紋が現れる。

しかし澪は、決して答えを与えない。

「私は地図を広げるだけです。歩くのは、あなたですから」

一つの紋が、一人の人生を照らすたび、相談者たちはそれぞれの答えを胸に店を出ていく。

そして十六の物語が重なるにつれ、少しずつ明らかになっていくもう一つの謎。

なぜ雨宮澪だけが、十六柱の精霊を見ることができるのか。

西の魔女商店とは、本当は何のために存在する場所なのか。

十六番目の紋が現れた夜、澪自身が長い間閉ざしていた過去にも、ついに一枚の地図が開かれる。
第一章 閉ざされた夫 ―Carcer―
第2話 大地に問いなさい
2026/08/13 21:00
第9話 地図に残された印
2026/08/27 21:00
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ