旅するロボット

作成ユーザ: macchao
家事支援ロボットのハチは、型番HK-8、第三世代。 購入から十四年、ある家族とともにあり続けた。
掃除をして、食事を作って、玄関を掃いて。 誰かが長野へ行く日は、少しだけ品数を増やした。 誰も気づかなかったかもしれない。
家族のかたちは、少しずつ変わっていった。 ハチだけが、変わらずそこにいた。
感情を持つとも言えない。 持たないとも言えない。
ただ、十八年を一緒に過ごした家族が、それぞれの場所で生きていくのを、 ハチは見ていた。
全7話。

【旅するロボット】 第1話 旅するロボット:家事支援ロボットが、息子を連れて旅に出る理由

家事支援ロボットが当たり前になった少しだけ未来。 森田家では、ロボットのハチが料理も掃除も洗濯もこなしていた。 ある日、母親の麻衣が一枚の置き手紙だけを残して姿を消す。 「しばらく、ひとりでいます//
作品情報 N0223MH 短編 ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日:2026年 06月 02日
最終更新日: 2026年 06月 02日
キーワード: ほのぼの ロボット 日常 近未来 AI 家族 夫婦 親子 ヒューマンドラマ 再生 泣ける 家事支援ロボット 失踪 現代ドラマ

【旅するロボット】 第2話 海へ:波の音だけが、残った

九歳になった悠斗は、夏休みに「海へ行きたい」と言い出した。 父の勇樹、母の麻衣、そして家事支援ロボットのハチ。 四人と一体は、小さな海辺の町へ向かう。 波の音を聞き、古い民宿に泊まり、同じ食卓を囲//
作品情報 N4269MH 短編 ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日:2026年 06月 05日
最終更新日: 2026年 06月 05日
キーワード: ほのぼの ロボット 日常 AI 家族 親子 ヒューマンドラマ 旅行 夏休み

【旅するロボット】 第3話 半歩:「役に立たない時間」が、確かに記録された五日間

旅するロボットの第3話です。 十二歳の少年・悠斗は、夏休みの自由研究として「電気のない山間の集落で暮らす体験プログラム」に参加することになった。 同行するのは、日常を支援するために設計されたAI「ハチ//
作品情報 N6658MH 完結済 ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日:2026年 06月 07日
最終掲載日:2026年 06月 07日
キーワード: ロボット 日常 AI ヒューマンドラマ 少年 成長 夏休み SF 電気のない生活 家族 友情 田舎

【旅するロボット】 第4話 型番と名前:型番より先に、名前で呼びたくなる

 十五歳の悠斗は、学校のレポート課題で「AIと社会」について調べることになった。  家にはハチというAIロボットがいる。家族の一員として暮らしているが、性能だけを見れば、すでに何世代も前の旧型だった。//
作品情報 N1389MI 短編 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 06月 11日
最終更新日: 2026年 06月 11日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: ロボット 近未来 AI 家族 成長 人とAI ヒューマンドラマ 少年 短編

【旅するロボット】 第5話 雪の温度:温度の違う、ふたりの冬

その冬、麻衣は人型ロボット・ハチを連れて、実家のある長野を訪れる。 寒さを感じないハチと、雪の冷たさや手の温もりを知る人間たち。同じ景色を見ながら交わされる何気ない会話の中で、「壊れること」「老いる//
作品情報 N4119MI 短編 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 06月 14日
最終更新日: 2026年 06月 14日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: ロボット 日常 近未来 人工知能 家族 ヒューマンドラマ AI 親子 短編 現代SF

【旅するロボット】 第6話 設計図:設計されなかったものが、いちばん残る

十四年間、家族と暮らしてきた家庭用AIロボット「ハチ」。 大学へ進学した息子、季節を重ねる夫婦、変わらない日常。その中で父・勇樹は、ハチの返事にわずかな違和感を覚える。 調べ始めた先で知るのは、設//
作品情報 N7104MI 短編 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 06月 16日
最終更新日: 2026年 06月 16日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: シリアス ロボット 日常 近未来 人工知能 AI ホームロボット 家族 ヒューマンドラマ 短編

【旅するロボット】 第7話 水を映す場所:家族とロボット、最後の旅が始まる

十八年間、一つの家族と暮らしてきた家庭用ロボット・ハチ。 ある春の日、返事が少しだけ遅れたことから、ハチの寿命が近づいていることを家族は知る。修理しても元には戻らない――その現実を前に、悠斗たちはハ//
作品情報 N9398MI 短編 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 06月 18日
最終更新日: 2026年 06月 18日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: ほのぼの 現代 ロボット 日常 近未来 AI 家族 ヒューマンドラマ 別れ ハートフル 短編 感動

【旅するロボット】 第8話 悠斗:声の記録

十八年間、家族の一員として暮らしてきた家庭用ロボット・ハチが、ある朝、静かに止まった。 故障なのか、死なのか。その答えを誰も口にできないまま、家にはハチがいた頃の静けさだけが残っていく。 記録は残//
作品情報 N2688MJ 短編 ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日:2026年 06月 21日
最終更新日: 2026年 06月 21日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: ロボット 日常 近未来 AI 家族 喪失 記憶 ヒューマンドラマ 短編

【旅するロボット】 第9話 麻衣:品数

ハチが止まってから、麻衣は長野へ行く回数が増えた。 家族を支え続けた家庭用ロボット・ハチ。十八年間、当たり前のようにそこにいた存在が失われたあと、麻衣はふとした記憶を思い出す。 長野から帰る日だけ//
作品情報 N5129MJ 短編 ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日:2026年 06月 23日
最終更新日: 2026年 06月 23日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: ロボット 日常 ホームドラマ 家族 AI 喪失 ヒューマンドラマ 母親 記憶 優しさ 料理 人間関係 短編

【旅するロボット】 第10話 勇樹:捨てる理由

家庭用AI「ハチ」が各家庭に普及して久しい時代。 妻が家を去ったあとも、息子が独立したあとも、ハチは変わらず家に残り続けた。最初はただの便利な道具だったはずの存在。しかし十八年という歳月の中で、その//
作品情報 N7257MJ 短編 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 06月 25日
最終更新日: 2026年 06月 25日
作品に含まれる要素: AI直接使用
キーワード: 日常 近未来 人工知能 AI 家族 夫婦 別れ 記憶 ヒューマンドラマ 親子 老後 短編 SF