- あらすじ
- 海沿いの町はずれ、バス停から急な坂を十五分ほど登った名もない小さな丘の上の公園に、一つの古びた黄色い郵便ポストが静かに立っている。遊具とベンチが二つあるだけの平凡な場所だが、そこからの海と水平線の眺めは格別だ。
そのポストは郵便局のものではなく、錆びを丁寧に塗り直された黄色い姿をしている。投函口の上には小さな木の板がかけられ、こう記されている。
①このポストは郵便局のポストではありません。
②もう会えない人へ、手紙を書いてください。
③ポストの使用は一人一回限りです。
集荷はなく、管理者も不明。誰がいつから置いたのかもわからないまま、何十年も桜の古木の下でそこにあり続け、地元の人々の間で「あの丘のポスト」と静かに語り継がれてきた。亡くなった大切な人へ、想いを届けるためのポストとして。
この物語は、そんな特別な黄色いポストを訪れたさまざまな人々の、それぞれの想いと別れと再生の物語である。 - Nコード
- N8995ML
- 作者名
- 統神斎猫丸
- キーワード
- ポスト 泣ける 涙 ヒューマンドラマ 手紙 故人
- ジャンル
- その他〔その他〕
- 掲載日
- 2026年 07月14日 21時23分
- 最新掲載日
- 2026年 07月17日 20時42分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 0pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 17,168文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの丘の黄色いポスト
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N8995ML|
作品情報|
連載(全4エピソード)
|
その他〔その他〕
海沿いの町はずれ、バス停から急な坂を十五分ほど登った名もない小さな丘の上の公園に、一つの古びた黄色い郵便ポストが静かに立っている。遊具とベンチが二つあるだけの平凡な場所だが、そこからの海と水平線の眺めは格別だ。
そのポス//
N1868MM|
作品情報|
短編|
その他〔その他〕
雪の夜に迷い込んできた子犬ユキが、パン屋を営む老女・光子と、父を亡くし孤独を抱える少年・隼人を結びつけ、十三年の歳月をかけて家族のような絆を育んでいく物語。
N9409ML|
作品情報|
短編|
その他〔その他〕
祖父が亡くなり、遺された老犬「ハチ」の散歩を引き受けることになった小学生の「私」。当初は義務感から渋々歩き、祖父の面影を追うハチに苛立ちをぶつけていました。
しかし半年後、土手の上でハチの温もりに触れた瞬間、私はそれまで//
N8912ML|
作品情報|
短編|
その他〔その他〕
画面越しのゲームの世界で出会い、距離を超えて心を通わせた蓮(れん)と陽菜(ひな)。「この人となら」という確信のままに結ばれた二人は、ささやかで幸せな新婚生活を送っていた。
しかし結婚して数年後、陽菜を突然の「うつ病」が襲//
N8629ML|
作品情報|
短編|
その他〔その他〕
笑うことや人と話すことが苦手で、孤独を抱えていた少年・ショウ。ある雨の日、彼は公園で震えていた子犬を救い、「コト」と名付けて飼い始めます。
言葉の代わりに温かな眼差しで全てを受け止めてくれるコトに、ショウは心を開き、日々//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。