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おれが商標登録       :約2500文字

短編
あらすじ
 夜。けたたましくインターホンが鳴り響き、おれは舌打ちをして、のろのろと起き上がった。頭を掻き、床に転がっている物を蹴飛ばして玄関へ向かい、ドアを開けた。
 そこに立っていたのはスーツ姿の小柄な男。背筋をぴんと伸ばして、妙に姿勢がいい。やや口角を上げて、いかにも『私はあなたの敵ではありませんよ』というような笑みを浮かべていた。だが、おれは知っている。あれは自分よりも馬鹿だと思っているやつに向ける表情だ。

「夜分遅くに失礼いたします。こちら、商標違反の件でご説明に参りました」

「はあ? 商標違反……?」
Nコード
N7651MC
作者名
雉白書屋
キーワード
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ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 04月30日 11時00分
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