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あるスイッチ        :約2000文字

短編
あらすじ
 朝。布団から体を起こした、その瞬間だった。
 ふと違和感を覚え、おれは目を細めて部屋を見渡した。寝起きで視界はぼやけていたが、その正体にはすぐに気づいた。

 ランプが……点いている。

 この部屋の壁には、妙なスイッチが一つ取り付けられている。手のひらにちょうど収まるほどの丸いスイッチで、その上部に緑色のランプが埋め込まれている。だが、これまで一度たりとも光ったことはなかったのだ。
 気になって、これまで何度も押してみた。通り過ぎる際にさりげなく。時には思いっきり。無意識に指先が伸びることもあった。だが、いずれも反応はなかった。
 それが今、点いている。点いているぞ……!
Nコード
N1502MD
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 05月05日 11時00分
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