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処刑ロボット        :約3500文字 :ロボット

短編
あらすじ
 ――おれは……死にたくない

 刑務官に房から連れ出されたときは、まだ半分夢の中にいた。廊下を進む――硬い床に響く靴音が少しずつ寝ぼけた脳を刻んでいき、あの部屋に近づくにつれて意識は嫌でも鮮明になっていった。
 すると今度は足から力が抜けていった。膝が小刻みに震え、踏み出すたびにぐらついた。転ばないようにするだけで精いっぱいで、おれはそのことに神経を集中させていた。だからその時点では、まだかろうじて現実感がなかった。
 だが処刑室の扉の前に立った今、胸の奥から猛烈な生への渇望が一気に噴き上がった。
 おれは――死にたくない。

Nコード
N7653MC
作者名
雉白書屋
キーワード
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ジャンル
空想科学〔SF〕
掲載日
2026年 05月01日 11時00分
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文字数
3,781文字
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