ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「君はただ黙って書き写すだけの女だ」と婚約破棄された事務官令嬢、未練ゼロで即日退職いたします〜「書類の整理くらい誰でもできる」と笑った元婚約者が泣きついてきても、もう無料であなたの人生は整えません〜

短編
あらすじ
「君はただ黙って、誰かの言葉を書き写しているだけの女だ」

王宮文書課の事務官であり、王太子妃候補でもあったエリシアは、多くの貴族が集まる舞踏会で婚約破棄を言い渡された。

王太子の執務机を崩壊させないためだけに宛がわれていた彼女は、自らの実務能力を「ただの書類整理」と嘲笑する殿下に静かに一礼する。

「婚約破棄、承りました。では、本日付で退職いたします」

あっさりと未練なく王宮を去ったエリシア。

しかし、残された王太子は理解していなかった。

誰が何を約束し、どの案件がどこで止まっているのか。

国を動かす「記憶」のすべてを管理していた彼女が消えたことで、王太子の執務室は翌朝から大パニックに陥ってしまう。

一方、退職して自由になったエリシアのもとに、隣国の若き宰相補佐・「氷の公爵」が直々にやってくる。

彼女の残した完璧な会議記録を見た彼は、エリシアの真の価値を誰よりも正確に理解していた。

「あの水準の記録を作れる者を、ただの整理係とは呼ばない」

破格の好待遇でスカウトされたエリシアは、自分を正当に評価してくれる隣国で新たな一歩を踏み出す。

今更になって「君が必要だ!」と追いすがってくる元婚約者に、彼女は一枚の見積書を突きつけて冷たく言い放つ。

「私はもう、無料で誰かの人生を整えたりしません」

――これは、都合の良い裏方として消費されていた有能な事務官令嬢が、自分の仕事と人生を取り戻し、新たな場所で鮮やかに輝き始めるまでの物語。
Nコード
N4114MI
作者名
中身無男
キーワード
ほのぼの 女主人公 西洋 中世 職業もの 内政 日常 ハッピーエンド
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 06月14日 20時07分
感想
1件
レビュー
0件
ブックマーク登録
6件
総合評価
120pt
評価ポイント
108pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
15,925文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N0332MK| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
悪辣であればあるほど格が上がる、悪役令嬢たちの品評会。各国の令嬢が、たった一人の王の妃の座を奪い合う。  悪名ひとつないわたくし、ヴィオレッタは、ぶっちぎりの最下位。妃の座に興味もなく、ただ正直に振る舞うだけ。早く領地に//
N9590MJ| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
上司ラング卿が、国を売った罪で追放された。 あの人が、そんなことをするはずがない。 無実を証明しようと、わたしは調べはじめた。 ――それが、いちばんの間違いだった。 証拠を追うほど、見えてくる。 偽物にしては、整いす//
N8861MJ| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「君とは夫婦になるつもりはない」 初夜、辺境伯はそう言って王都の恋人のもとへ去った。 欲しかったのは妻ではなく、妻を迎えたという「形」だけ。 飾るためだけに暖められた夫婦寝室。 その隣の廊下で、辺境を守る騎士たちは凍//
N9060MJ| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「オクタヴィア・レーンフェルト! お前との婚約を破棄する!」  婚約者の王子に、身に覚えのない罪で断罪されかけた令嬢オクタヴィア。  ──だが、彼女はそれどころではなかった。  なぜなら断罪の場に、前世で死ぬほど推//
N6229MJ| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
夫に女がいることを、わたしは知っている。 知っていて、何も言わなかった。三十年、妻をやってきて、心はとうに冷えきっていた。 夫がわたしの財を女のために動かしていると知っても、怒りひとつ湧かない。 ――そのことに、ぞっとし//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ