ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

追放された規格外聖女、辺境で神社はじめます〜銅貨5枚のお守りが国を守っていたと、私を捨てた人たちはまだ知らない〜

あらすじ
「スズラン、貴様との婚約を破棄する!」

 王太子のきどった宣言に、落ちこぼれ聖女のわたしは、食い気味に即答した。

「謹んで、お受けいたします」

 ——え、早くない? とざわめく大広間。けれど、わたしの心のなかは、お祭りだった。(ただ働き、終了ーーー!!)

 教会で十年、無給でこき使われた「燭台級」の聖女。わたしの祈りは、光でぱっと治すみんなとは違って、遅い。遅いけれど、二度とぶり返さない。そんな「規格外」の力を、教会は「使えない」と切り捨てた。

 追放された先は、触れた相手を凍らせる呪いを持つ辺境伯・ジークヴァルドのもと。氷の領主と恐れられる彼の呪いを、わたしの遅くて確かな祈りで、一年かけて、ゆっくり溶かすことになった。

 褒美にもらった裏山で、神社を開業。お守りのお代は、銅貨5枚。「祈りの値段は、祈った人の一食分。それ以上いただくと、祈りが商品になっちゃうんです」——立派な信条を語ったそばから、売上を数えてにんまり。強気の口上と、かわいすぎる値付けのギャップで、辺境の民に、じわじわ愛されていく。

 そして氷の辺境伯は、なぜか三日にあげず山へ通い、金貨を貢いでは「銅貨5枚です!」と突き返される日々。「あれはもう、通い婚では?」と町じゅうが噂するけれど、当の本人と、恋にだけは絶望的に鈍いわたしは、まるで気づかない。

 ——銅貨5枚のお守りが、じつは国を守っていたと。わたしを捨てたあの人たちが、まだ知らないころの、お話です。

 追放ざまぁ × 神社経営スローライフ × まっすぐ溺愛。勘違い聖女の、甘くて可笑しい辺境創業記、開幕です。
本文へのAI利用

AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)

Nコード
N2699MN
作者名
宇野 心一
キーワード
異世界転生 女主人公 ハッピーエンド 恋愛 溺愛 追放 ざまぁ 聖女 辺境伯 神社 スローライフ コメディ 勘違い すれ違い もふもふ
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 07月26日 12時37分
最新掲載日
2026年 08月06日 06時14分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
25件
総合評価
108pt
評価ポイント
58pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
66,646文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2699MN| 作品情報| 連載(全26エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「スズラン、貴様との婚約を破棄する!」  王太子のきどった宣言に、落ちこぼれ聖女のわたしは、食い気味に即答した。 「謹んで、お受けいたします」  ——え、早くない? とざわめく大広間。けれど、わたしの心のなかは、お//
N8917MN| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
冬だけ全面が凍る、ブレノヴァの鏡の湖。渡し守ヨナスは、まっすぐの近道を決して売らない。十二の冬、渡しを急いだ父を氷に呑まれたからだ。ある紅の夜、薬を積んだ商隊が湖岸へ駆け込む。対岸の村は流行り病。橇から降りたのは、薬師の//
N1938MN| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
体の弱い聖女エルシラの代わりに、慰問巡礼へ立たされた侍女マリカ。命じられた務めは「顔を見せ、手を振るだけ」。けれど病人の枕もと、産後の母、畑を流された農夫——村々でマリカの手は、聖典の外へこぼれてしまう。目の見えぬ老婆ヤ//
N0734MN| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
公爵令嬢コーデリアは知っている。ここは前世でやり込んだ乙女ゲーム『銀月の誓い』の世界で、自分は学年末の夜会で断罪される悪役令嬢だ。回避策はただ一つ、ヒロインのエマに近づかないこと。ところがそのエマもまた、別の乙女ゲーム『//
N8624MM| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
工業の国アイゼスブルク。ドワーフの工房街でただ一人、人間で自分の看板を掲げた親方ゲンには、前の世があった。町工場で鉄を削った職人が、女神から授かった加護は「狂いなき手」——狙った寸法を寸分たがわず出せる手だ。だがこの街に//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ