『お断りだと言ったはずです! ~聖女なんて綺麗な言葉には騙されません~』
神聖なる儀式の最中、少女クロエの頭上に鮮やかな虹色の雲が立ち込めました。それはゼカリア教の伝説に謳われる『聖女』の証です。
周囲が奇跡に沸き立つ中、クロエの心は冷ややかでした。彼女は知っていたのです。『聖女』とは権力も自由もなく、教会の老害たちに使い潰されるだけの、超絶ブラックな『不遇職』であることを!
「お断りです!」
拒絶の瞬間、聖職者たちは豹変し、ゾンビのごとく襲いかかってきます。
ドォォォォン!
豪快な飛び蹴り一発で聖堂を粉砕し、そのまま脱走。 自由と家族をこよなく愛する少女(自己肯定感・極大)の、型破りな旅がいま始まります!