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見つからない海岸

作者:無記名
最新エピソード掲載日:2026/05/06
ある日、恋人が突然いなくなった。

消えた恋人を探す男、渡瀬。

その理由も手がかりも掴めないまま、ただ「行方不明」として処理されていく現実に直面し、わずかな可能性を頼りにネット掲示板を遡る。

そこで見つけたのは、ある海岸に関する断片的な書き込みだった。

「地図にない道がある」
「同じ場所なのに、たどり着けない」
「夜になると何かがおかしい」

さらに調べていくうちに、その海沿いの町では“ある奇妙な噂”が囁かれていることを知る。

──その場所に入った人間は、何かがおかしくなる。
──戻ってきても、以前と同じではない。

恋人の名前はどこにも出ていない。

それでも、書き込みの断片は妙に一致していた。

確信のないまま、渡瀬はその海沿いの町へ向かう。

南へ続く一本道。
途中で現れる、記録にない分かれ道。
そして、言葉にできない違和感。

そこでは、時間も距離も、そして“人の認識”すら正しく機能しない。

探しているはずの存在は、少しずつ輪郭を失っていく。

やがて渡瀬は気づく。

自分は本当に恋人を探しているのか。

それとも――

この場所そのものに、“探させられている”のか。

静かに侵食していく、海沿い認識崩壊ホラー。
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