継母が私の刺繍を義妹の作品だと偽って披露会に出した結果、真実が明らかになりました
最終エピソード掲載日:2026/07/22
刺繍の出来映えは、いつも妹の名前で語られてきた。
その針を実際に動かしていたのは、いつも姉のほうだった。
家族のためだから、と言われれば、そういうものかと思ってきた。
礼を言われたことは、数えるほどしかない。
けれど今度の舞台は、これまでとは違う。
王室が主催する、大きな披露の場だった。
確かな目を持つ人間が、大勢その場に集まる。
エルシーは、いつものように手を貸すべきか迷っていた。
積み重ねてきた技術には、他の誰にも出せない癖がある。
その癖は、隠しても消えるものではない。
エルシーが静かに決めたことは、まだ誰にも知られていない。
針を持つ手は、今度も動くのだろうか。
それとも、もう動かないのだろうか。
その針を実際に動かしていたのは、いつも姉のほうだった。
家族のためだから、と言われれば、そういうものかと思ってきた。
礼を言われたことは、数えるほどしかない。
けれど今度の舞台は、これまでとは違う。
王室が主催する、大きな披露の場だった。
確かな目を持つ人間が、大勢その場に集まる。
エルシーは、いつものように手を貸すべきか迷っていた。
積み重ねてきた技術には、他の誰にも出せない癖がある。
その癖は、隠しても消えるものではない。
エルシーが静かに決めたことは、まだ誰にも知られていない。
針を持つ手は、今度も動くのだろうか。
それとも、もう動かないのだろうか。
第1話 これで、何度目でしょうか
2026/07/22 12:08
第2話 今回は、お手伝いできません
2026/07/22 12:08
第3話 お姉様がいなくても
2026/07/22 12:08
第4話 その針目に見覚えが
2026/07/22 12:08
第5話 ロザリンド審査員の問い
2026/07/22 12:08
第6話 数えてみれば
2026/07/22 12:08
第7話 もう戻す必要はありません
2026/07/22 12:08
第8話 わたしの名前で
2026/07/22 12:09