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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

太陽を直視するな――北の山で巨人の遺骸を見つけた調査隊は、全員が自分の目を抉って土に還った

作者:空の異変
最終エピソード掲載日:2026/10/09
北の山で巨人の骨格を見つけた調査隊が、帰り道で全滅した。
隊員たちは自分の目を抉り、背中を上にして、自分から土の中へ潜っていた。生きて掘り出されたのは、隊を率いた名誉教授――俺の祖父だけ。

照明をすべて落とした病棟の個室。暗視ゴーグル越しに見た祖父の顔は、目のところだけが黒く抜けていた。
床を蹴った祖父は俺にしがみつき、耳元で言った。
「みんな汚染されている。誰も信じるな」
「太陽を直視するな」

翌朝、監視カメラには、窓の遮光板を剥がして朝日を見つめる祖父が映っていた。
壺の底に残っていた液は、溶けた眼球。上着のポケットには、入れた覚えのないフィルムが3切れ。
研究所に勤める俺、畑野崇は、祖父の教え子が率いる新しい調査隊とともに、霜別山地の洞窟へ入る。

暗闇の奥へ進むほど、俺の目の前で、隊員が一人、また一人と化け物に変わっていく。
汚染されているのは誰なのか。祖父は、誰を信じるなと言ったのか。

全八話。カクヨムにも掲載します。
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