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転生したら、魔王と呼ばれた私が、ただ花を咲かせていた話

転生したら、魔王と呼ばれた私が、ただ花を咲かせていた話 第三部

作者:マスター
最新エピソード掲載日:2026/07/28
ある朝、血まみれのミアが、集落に走り込んできた。

アルドで政変が起きた。リドルが失脚し、調査部門が乗っ取られた。ベルクは監視下に置かれ、エイラは権限を制限された。鉱山局が動き出し、記録が消されようとした。

カナは記録帳を守ろうとして、捕まった。

ミアが最後の力で記録帳を受け取り、三日間走り続けて集落に辿り着いた。

「カナ先輩を、助けてほしいです」

凪は動いた。ルナに石を受け取り、春咲きのお守りをもらい、ガルに集落を頼んだ。

カナが記録を守ろうとして捕まった。それが、気になった。気になれば、行く。

都に向かう道の中で、凪は考えた。内側が動けないなら、外から話を持ち込む。セルドとのつながりを、使えるかもしれない。

第二部で築いたつながりが、今度は別の形で動き始める。

カナを助けること、記録を守ること、政変で変わった力の流れを、もとに戻すこと。

魔王の力だけでは、できないことがある。でも、できないからこそ、つながりが力になる。

第三部は、凪が初めて、人間の権力の中心に踏み込む話です。
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