嫌われ厄神と嫌われ神子
あるところに嫌われものの神がいた。
それは災厄を司る厄神。
とても美しく、
とても残酷で、
そしていつも独りぼっちだった。
構うのは心優しい梟の神だけ。
ある時、嫌われものの厄神は
白い髪というだけで村中から忌み嫌われている
1人の盲目の少女に出会う。
厄神の禍々しい美しさが見えない少女は、
厄神を人だと思い込み、
何の畏れも抱かずに懐いていく。
初めて懐かれた嫌われものの厄神は、
生まれて初めて自分以外の存在を愛でた。
まるで親鳥のように転べば抱き抱え、
風邪をひけば腕に抱えて温めてて、
不器用ながらに自ら作ったものを食べさせる。
それはそれは大切に慈しんだ。
梟の神は喜んだ。
人を愛でる心を持った厄神の成長を、
孤独でなくなった厄神の幸せを。
しかし、嫌われもの同士の幸せも長くは続かずーーー
◆◆◆
※追加※(2/19)
本筋を変えずに大幅修正中ですm(_ _)m
※追記※(1/8)
少しでもハッピーにすべく、外伝を追加しました。
何故かハッピーなのか否かわからない結末になってしまったので、また外伝の外伝を追加するつもりです^_^
◆◆◆
1話1000文字前後でサラッと読めますが、ラスト3話※印に残虐描写がありますのでご注意ください。m(_ _)m
それは災厄を司る厄神。
とても美しく、
とても残酷で、
そしていつも独りぼっちだった。
構うのは心優しい梟の神だけ。
ある時、嫌われものの厄神は
白い髪というだけで村中から忌み嫌われている
1人の盲目の少女に出会う。
厄神の禍々しい美しさが見えない少女は、
厄神を人だと思い込み、
何の畏れも抱かずに懐いていく。
初めて懐かれた嫌われものの厄神は、
生まれて初めて自分以外の存在を愛でた。
まるで親鳥のように転べば抱き抱え、
風邪をひけば腕に抱えて温めてて、
不器用ながらに自ら作ったものを食べさせる。
それはそれは大切に慈しんだ。
梟の神は喜んだ。
人を愛でる心を持った厄神の成長を、
孤独でなくなった厄神の幸せを。
しかし、嫌われもの同士の幸せも長くは続かずーーー
◆◆◆
※追加※(2/19)
本筋を変えずに大幅修正中ですm(_ _)m
※追記※(1/8)
少しでもハッピーにすべく、外伝を追加しました。
何故かハッピーなのか否かわからない結末になってしまったので、また外伝の外伝を追加するつもりです^_^
◆◆◆
1話1000文字前後でサラッと読めますが、ラスト3話※印に残虐描写がありますのでご注意ください。m(_ _)m
プロローグ
プロローグ
2023/12/08 13:08
(改)
1章
嫌われ厄神への祈り
2023/12/08 13:16
(改)
西のドマ
2023/12/08 13:19
(改)
嫌われ神子
2023/12/08 13:22
(改)
嫌われ者同士の夕餉
2023/12/08 13:26
(改)
一飯の礼
2023/12/08 13:28
(改)
子守唄
2023/12/08 13:33
(改)
川辺
2023/12/08 13:38
(改)
発熱
2023/12/08 13:40
(改)
回復
2023/12/08 13:43
(改)
2章
東のアガシャ
2023/12/08 13:44
(改)
人攫い※
2023/12/08 13:49
(改)
神頼み※
2023/12/08 13:53
(改)
エピローグ
約束※
2023/12/08 13:59
(改)
外伝
外伝
2024/01/08 02:08
(改)